第3回OKB48選抜総選挙握手会&トークショー in 東急ハンズ新宿店」
浅草から地下鉄を乗り継いで東急ハンズ新宿店での第3回OKB48選抜総選挙握手会&トークショーをのぞいてきた。
会場は、新宿といっても駅からちょっと離れているのだけれど、握手会は参加者で賑わっていた。握手会というのは、エントリーされた48本のボールペンを試し書きする会ということで、面白い企画だ。
ずるいのは、試し書きの用紙がどんなボールペンを使っても奇麗な筆記ができるマルマンのニーモシネというところだ。この紙を使うと、インクのにじみとかボテが確認できない(笑)。
日頃愛用のボールペンを使っていることが多いので、他のボールペンと比べることが少ないので、参加者は、5位まで決めるのに苦労しているようだった。でも、新しい出会いもあったようだ。
途中、OKB48選抜総選挙の仕掛け人の一人の古川耕さんとイロブン愛好家のきだてたくさんのトークショーが始まった。
エントリーの48本について、二人は楽しい掛け合いで、特徴などを説明してくれた。参加者は感心しながら聞いていた。サイトに選抜メンバーリストがあって特徴などの説明があるけれど、やはり具体的な話を聞くと印象は違うのだろう。
最後に、他の場所での投票用紙のコメントなどが紹介され、日頃つかう道具としての筆記具への思い入れは個性がでて面白かった。
残念なのは、油性とゲルの違い、クリップについて説明が欲しかった。
徳間書店の「グッとくる文房具2014」の企画だけれど、メーカーとショップの取材ばかりで商品カタログ的なムックが多いなかで、きちんとユーザーと向き合った姿勢は評価すべきだろう。
メーカーの商品情報ばかりを垂れ流しでは、ユーザーを満足させられるわけはない。
ランキング付けにメーカー(OKB48事務局は『事務所』と呼んでいる)、特に大手は好まないようで、前向きな感じはみられない。このようなイベントは、業界全体の利益になることで、自社の利益ばかりを考えているようでは、将来は無いと思う。
筆記具は、手で使うもので、個人の好みが大きく反映する。だから、万人にとって快適な筆記ができる筆記具がないので、色々な書き味のものが存在できている。それはメーカーが決めることのできないものだろう。
だから、きたきつねは筆記具の書き味に関してはあまり書かないようにしている。
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