MAX:サクリフラットHD-10FL2 28枚綴じ
28枚綴じのコクヨのパワーラッチキスSL-MF55の発売に対抗して、ステープラーの老舗マックスから28枚綴じのサクリフラットHD-10FL2が10月に発売された。
サクリフラットHD-10FL2は、それまでの20枚綴じのサクリフラットHD-10FL併売されていて、定価も650円と同じになっている。この辺りに、2月に発売されたコクヨのパワーラッチキスSL-MF55の発売に慌てたという感じが見え隠れしている。
品番がHD-10FLがHD-10FL2になっただけで、綴じ枚数以外、見かけや機能的には変更はない。
従来からの、100本の針をストックできるストッカー。
一度に、100本の針が装填できるところなども、HD-10FLと同じだ。これまでマックスが改良してきた機能を全部載せにしたHD-10FLを大きく変えることはそう簡単ではない。
サクリフラットHD-10FL2とコクヨのパワーラッチキスSL-55MFを並べてみると、若干サクリフラットHD-10FL2の方がスマートな感じがする。
厚さを比べてみても同様で、サクリフラットHD-10FL2がスマートになっている。
コピー用紙を28枚重ねて、サクリフラットHD-10FL2とパワーラッチキスSL-55MFでとめてみた。一見、同じように見える。
実際には、サクリフラットHD-10FL2は奇麗に針がフラットに曲げられているけれど、パワーラッチキスSL-55MFは微妙にフラットではない。そこのところは、やはりマックスの技術的蓄積の違いなのだろう。
従来のフラットクリンチでも、28枚綴じは可能だったけれど、それを比較的軽い力で綴じることができるようになったということで、成熟した商品に新製品を作るのは難しいものだ。
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