コクヨS&T:パワーラッチキス SL-MF55-02 32枚綴じ
重ねた写真を見ていたら、両方の裏にある記号が全く同じなのに気がついた。
どこが違うのか、調べてみたところ、「パワーラッチキス SL-MF55-02」の方の内側に白い丸が印刷されていた。外から見る限る全く同じものに見える。
実際に32枚のコピー用紙を綴ってみたが、「パワーラッチキス SL-MF55-02」は綴じることができたが、「パワーラッチキス SL-MF55」は針が座屈してしまったし、「サクリフラットHD-10FL2」も上手く綴れなかった。
「パワーラッチキス SL-MF55」と「サクリフラットHD-10FL2」については、力を入れて綴じ直したところ、いずれも綴じることができた。「パワーラッチキス SL-MF55」は前回33枚までなんとか綴じることができたので、実力はあるが、安定性に欠けるということかもしれない。
裏側は、サクリフラットと違い、パワーラッチキスはいずれもフラットになっていない。
他のフラットクリンチのステープラーで32枚を綴じて見たが、HD-10DFIIはしっかり力を加えると、きちんと綴じることができた。HD-10FNでは、確実に綴じられなかった。しかし、28枚では問題なかった。
今度は、マックスが意地をかけて32枚綴じのホッチキスを出してくるのだろうか、ちょっとだけ興味がある。
| 固定リンク
コメント
かんてつさん
情報ありがとうございます。
古いフラットクリンチでも28枚はなんとか綴れますね。
投稿: きたきつね | 2013年12月 9日 (月) 22時40分
きたきつねさん、
MAXの海外工場、ベトナムではなくてタイでした。
先日、近くのLoftでコクヨとマックスを比較しましたが、外見からわかることは、
コクヨのベース板の厚さがマックスの2倍くらい厚く、かつ本体の巾一杯でした。
方やマックスは、黒色だったので浸炭等の焼入れをして剛性を出しているのでしょう。
分解したわけではなく、一見しただけですが。
投稿: かんてつ | 2013年12月 3日 (火) 17時13分
きたきつねさん、ちょさん、
このテーマ、まさにちょさんが以前指摘されていた軸精度と全体の剛性だと思います。
同じ針を、ドライバーで押しクリンチャで受ける、基本はこれだけですから、ドライバーに押される針とクリンチャの相対精度がキーですね。
ご参考まで、昔はやったトリーズ/TRIZの参考記事
”TRIZ/USITのやさしい適用事例(3)”にこの問題が紹介されていました。
コクヨとマックスで巾が随分違いますが、幅広のほうが軸長を長く出来るので、有利なのは当然です。
このあたり、コクヨは中国メーカーのOEM?、マックスは自社設計でベトナム自社工場生産、、
このへんの内情もうかがわれ、
コンパクト性にこだわるマックスの姿勢を評価したいです。
投稿: かんてつ | 2013年11月28日 (木) 20時14分
きたきつねさん、
スクビ、よかったです。
これ、自動車の燃費競争のようですね。
ステープラーはよく知りませんが、プレスも含め金型は変更せず、部品の材質、処理、精度で選別しているんじゃないでしょうか?
コクヨとプラスの出所を知りたくて、文具店で比べてみたことがありましたが、両方とも"Made in China"、方やマックスは"Made in Vietnam"となっていたような記憶があります。
投稿: かんてつ | 2013年11月28日 (木) 04時59分