新春文紙フェア2014:ベロス「いれやすい二重リング」
小物だけれど、今回の文紙フェアで一番気に入ったのが、ベロスの「いれやすい二重リング」だ。
二重リングは鍵にタグを着ける時などに使うけれど、爪を使ってリングの端を開いて鍵を入れることになる。その時に結構力がいるし、爪が割れたりして簡単ではない。
「いれやすい二重リング」は、リングの端を曲げただけなのだけれど、それだけで指を使わずに、いとも簡単に鍵が入れられる。
リングの先の曲がった部分に鍵を押し付けると、リングが開くので、穴に先を入れることができる。外す時も同じようにして、簡単に外すことができる。「いれやすい二重リング」には外径が19 mmと16 mmの2種類ある。
このような簡単な加工をするだけで、非常に便利になることが、どうして今まで気がつかなかったのだろう。素晴らしいアイデアだと思う。
問題は、この便利さをどのようにユーザーに訴求できるかということになる。パッケージ入れたままで、棚に下がっているだけでは、従来の二重リングと同じにしか見えない。
単価が安いものだけに、TVコマーシャルや広告を打つことも難しいだろうから、どのように販売店や口コミを使うか考える必要があるだろう。
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コメント
かんてつさん
これは実際に使うとビックリします。
特に力のない女性が嬉しいと思います。
投稿: きたきつね | 2014年1月19日 (日) 23時17分
きたきつねさん、
アイデアに感心しました。
こういう実質的な改良がもっと採り上げられて
文具製品のボトムアップにつながればいいのに、、
投稿: かんてつ | 2014年1月18日 (土) 09時56分