第77回ギフトショー春2014
東京ビックサイトで開催された第77回ギフトショー春2014に行ってきた。
ギフトショーに行ってみて、あれだけの大量の商品の中から最適な商品を探し出すバイヤーはとても大変だといつも感じる。
心配なのは、非常に良い商品を開発しているのに、知財を確保していない中小企業が多いことだ。知財を確保しないうちに、見本市に出すことの危険性を全く認識していない。
もう一つ気になるのは、全くの独りよがりの商品と価格設定だ。
例えば、某企業の革表紙のリングノートがあって、非常に開閉しにくいので、指摘すると。「皮は延びるので、時間が経てば大丈夫です。私は8年使っています」というけれど、差し替えのできないリングノートを8年も使うひとはいるのだろうか。全く理解できなかった。
価格についていえば、スタッフに「この値段で自分で買うか」と聞くと、「買いません」というような商品が売れるものだろうか。単純にコストを積み上げで価格は決まるものではないような気がする。
逆に、魅力のある商品ならば、価格はどのような値でもよいものもある。この見極めは非常に重要だと思う。
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