GIFT SHOW春2014:プリント・アート「偏光おもしろシャーレ」
有限会社プリント・アートのブースで、偏光板を使った遊びができる「偏光おもしろシャーレ」がでていた。
偏光板は余り馴染みがないようだけれど、液晶ディスプレーや電卓の液晶表示などに使われているので、私たちは意識せずに日頃から使っている。
その偏光板シャーレにセットして、透明なセロファンやプラスチックを切ったものを入れて色の変化を楽しむ科学おもちゃが「偏光おもしろシャーレ」だ。
プラスチックのスプーンなどは、応力がかかって変形しているので色の変化が面白い。
「偏光おもしろシャーレ」には、シャーレの上下に偏光板が付いたものと、偏光で色の出るシート、偏光で色の出ないシート、説明書がセットになっている。
色の出るシートは色々な形に切って色の変化を出すことができる。色の出ないシートには、セロテープなどを貼って模様を作ることができる。
説明書は、使い方だけでなく、偏光板の原理が易しく解説されている。
手元にあったセロファンをクラフトパンチで雪の結晶の型を抜いて入れて見た。透明なセロファンが、色々に変化している。
アイスクリームのプラスチックのスプーンを入れて見たが、力がかかっていて変形しているのがよく判る。
この偏光板を使った「偏光板アート」という作品作りもされているようだ。
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コメント
かてつさん
カメラがオートフォーカスになってから、フィルターが円偏光になってしましましたね。古いフィルターで直線偏光のものを持っています。
プリント・アートでは、大判の偏光板も売ってくれるということです。
大学の研究室にも納めているといっていました。
偏光板は学生の時に物理の実験で応力の可視化で使ったことがありました。
色々と遊べるのでいいと思います。
投稿: きたきつね | 2014年2月15日 (土) 11時06分
きたきつねさん、
最近はカメラ用PLフィルターが高価な円偏光が主なので、直線偏光シートがなかなか手に入らず貴重です。光弾性の例はお見事ですね。
投稿: かんてつ | 2014年2月15日 (土) 10時24分