google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 エアロフィット サクサもポリ袋が切れなくなった: きたきつねの文房具日記

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2014年2月23日 (日)

エアロフィット サクサもポリ袋が切れなくなった

Aerofit_saxa_1

きたきつねが製造を頼んでおいたフクロウのピンバッジが届いたので、パーッケージ入れるためにピンバッジをポリ袋から取り出すために袋を切る必要があった。

こんな時にはコクヨの「エアロフィット サクサ」だろうということで、切り始めたら最初の袋が切れなかった。プラスの「フィットカーブ」と同じで、ポリ袋を巻き込んでしまった。続けても、切れないことに変わりがなかった。

仕方がないので、他のハサミで1,000個の袋を開けたけれど、どうもすっきりしない。

「エアロフィット サクサ」を買ったばかりの時には。ポリ袋が良く切れたのに不思議だ。「エアロフィット サクサ」は良く切れるので、段ボールや厚紙を切るのに使っていたが、ポリ袋を切る機会がなかったので、判らなかった。

ポリ袋以外は良く切れるので、やはり何か不都合が起きているのではないだろうか。「フィットカーブ」とも共通した原因があるかもしれない。

きたきつねの考えでは、要(かなめ)に入っているプラスチックリングが悪いのではないのだろうか。堅い物を切っていると、プラスチックリングに力がかかって微妙な変形が起きているのではないか。

上手く写真に撮れないのだけれど、二枚の刃が微妙に隙間が開いて見える。

ということで、前回ポリ袋が切れなかった「フィットカーブ」の要のピンを、少しカシメを強くしてみたところ、ポリ袋が奇麗に切れるようになった。

Aerofit_saxa_2

Aerofit_saxa_3

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コメント

かんてつさん

いくら量産でも、フットカットカーブは300円以下で手に入るのですから、低コスト化できているということですね。

投稿: きたきつね | 2014年3月11日 (火) 21時17分

きたきつねさん、

はさみに関しては、詳しくないので、ネットで調べた限りですが、大幅なコストダウンにこのPOMリングは関係が深い、とメカ設計者の立場からの直感です。方法が安直過ぎます。

プラスに対して、”フィットカット”のころはある程度慎重で実直な姿勢を感じますが、”フィットカットカーブ”では逆に隠蔽体質を感じます。

フィットカットカーブが最たる例ですが、今はブームでメディアが色んな賞を乱発し、消費者の実利に結びつくチェックがまったく無い状況ですが、
このブログで、それらが指摘されて、業界が良くなるように、真に希望しています。

投稿: かんてつ | 2014年3月 8日 (土) 10時37分

かんてつさん

やはり要の加工精度の悪さをPOMでカバーしているとしか考えられませんね。

フィットカーブ大型では、薄いフィルムは切れないと宣言していますね。

投稿: きたきつね | 2014年3月 2日 (日) 20時39分

きたきつねさん、

先回のフィットカットカーブの記事以来、折に触れてはさみを調べてきましたが、
POMリングは、樹脂の弾性を間違って使った曖昧、あやふやな構造、という以外ないと思います。
プラスは”摩擦の少ないなめらかな感触”を主張していますが、金属同士の接触はもともと摩擦が少ないはずです。

フィットカットカーブが大安売りできたのは、要軸付近の2枚の刃板に隙間をつくる(本来のはさみにある)ソリとか裏スキを省略したためでは?と推測しています。

フィットカットの頃は、未だこの隙間があったようです。以下はプラスの”フィットカット”のがたつき防止リングの説明キャプションで、
”開いたときのがたつきは、はさみに本来必要な、、”からそれが伺われます。

http://bungu.plus.co.jp/sta/product/cut/fit_cut/utility-scrap.html#tag1

また、
価格からして、フィットカットとカーブのシリーズは冷間プレスだと思いますが、要穴の加工は、後工程でシェービングをして仕上げるか、あるいはコンパウンドとかファインブランキングとか言われるせん断プレスで行わないと、穴内面が破断面となり(感触の面から)使えないはずです。
POMリングを使うと、それが(感触面において)カバー可能です。ただしPOMと金属が摺動するので、
使用につれてPOMの磨耗による悪影響は避けられません。

以上、私の推測です。
メーカーが、これらの疑問に対し、説明してくれることを期待しています。


投稿: かんてつ | 2014年3月 2日 (日) 12時09分

かんてつさん

POMリングの意味がいまだに理解できていません。

要に変形する素材を使うことで、プラスが主張しているようなメリットがあるのでしょうか。

要の穴の加工精度を落とすことができるでしょうか。

投稿: きたきつね | 2014年3月 1日 (土) 20時30分

きたきつねさん、

ソニック、プラス、コクヨの3社ともPOMリングを使っていますが、最初にメリットを謳ったのはプラスのフィットカット(カーブではありません)ではないでしょうか?一番後からでてきたコクヨでは、わざわざ金属ワッシャを兼用して安定化させたことを謳っています。(恐らく3社の製造元の)ソニックはとくに強く触れていません。

この3社の微妙な温度差から、製造元自身(ソニック)もPOMについては疑問をもっているのでしょうし、コクヨの対応から、薄いものが切れないというクレームが現実に多々あることは容易に想像できます。

投稿: かんてつ | 2014年2月25日 (火) 10時35分

かんてつさん

大量に投入されていますが、実際に問題なく使えているのでしょうか。

きたきつねのようにポリフィルムが切れなかったという話はあるのかどうか知りたいところです。

投稿: きたきつね | 2014年2月25日 (火) 10時11分

きやきつねさん、

ステンレスの板を打ち抜いて、刃先を成型して、、
等の手間、工程を考えるなら、要に樹脂POMを使うことなど、考えられないはずですが、、
どうも全体がアンバランスです。
中国で安く出来るから、とかブームに便乗して安易な売り文句(ベルヌーイカーブです)を作るから、
結局は消費者に飽きられてしまう、今のブームがそうです。

投稿: かんてつ | 2014年2月24日 (月) 20時20分

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