つくばエキスポセンター「文具展~身近な道具にかくれた技術~」
つくば市のつくばエキスポセンターで始まった「文具展~身近な道具にかくれた技術~」をみてきた。
期待していなかったけれど、高校の学校祭の展示のレベルで、文房具メーカーの協力あるけれど、予算も少ないのだろうから仕方がないだろう。
展示は、筆記具、紙、紙を加工する、その他の文房具、最新の文房具の5つのコーナーになっている。
つくばエキスポセンターの入館者の中心は、小学生とその保護者が多いようだけれど、文房具をサイエンスするという切り口での企画にすれば、もっと面白い展示になったのではと、非常に残念だった。
会期が6月8日までの2ヶ月半あって、その間にいくつかイベントもあって、4月29日には文具王が「文具王のおもしろ文具講座(仮)」があるらしい。
筆記具のコーナーには、各種筆記具が並んでいて、新製品の「オレンズ」とか消えるボールペン「フリクション」の体験コーナーがあった。
紙のコーナーには、パーチメントとパピルスに触ることができる。
計算機のコーナーには手回し計算機、電卓、算盤、計算尺などがあった。
北星鉛筆の鉛筆芯の原料、焼成用の容器と油を含浸させるための容器などが展示されていた。
ちょっと珍しいのは、オルファの最初の製品のレプリカ。レプリカでもなかなか目にすることはないだろう。
全国ジュニア発明展で小学生部門の最優秀賞を受賞した「とめるでガッチャン」と優秀賞の「デジアナ・セロテープカッター」が展示されていた。
きたきつねは、久しぶりに見た科学技術振興機構の作った映画THE MAKINGシリーズのゼブラのボールペン製造の映像が面白かった。
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