ISOT2014:セメダインとボンド
「PASTE」の容器は、昔からある水糊のCA-171と似た三角型のものだ。気になるのは、フタの開けるときに、容器の横を持っていると、のりが飛び出すことがあることだ。きたきつねの持ち方が悪いようで、2度も失敗してしまった。
もう一つは、「ハイグレード 模型用セメダイン」で、水性で溶剤を使っていないので模型の透明なプラスチック部品にくもりがでない接着剤だ。
「ハイグレード 模型用セメダイン」もウレタン樹脂が主成分で、容器は違うけれど「PASTE(パステ)」と非常に似たもののような気がする。
模型用だけれど、動かして使うような強度を期待するような用途には向かない。
実際に透明なプラスチックを接着して見たが、透明でくもりはなかった。力をかけて見たが、意外と強度があった。
ボンドのブースの新製品は、色の付いた瞬間接着剤「アロンアルフアカラーチェンジ」で、紫色が透明になる。アメリカでは10年前から発売していたということで、日本では売れないということで発売していなかったらしい。
コクヨの「REDTECH(レッドテック)」のヒットに慌てて国内販売することにしたのだろう。色の消える原理が全く違う。「レッドテック」は光で消え、「カラーチェンジ」は空気中の水分で透明になる。
どうもボンドは、容器にあまり力を入れていないようで、「ウルトラ多用途S・U」や「アロンα」は接着剤の性能は良いのに、容器が工夫されていないのですぐ容器内部で硬化してしまう。
家庭やオフィスでは、大量に使う訳ではないので、少し使っては保存を繰り返す使い方が多いから、短期間で使えなくなるというのは避けたいものだ。
セメダインの容器は、キャップやノズルの形状が比較的よく考えられていると思う。
よく考えていて、
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