google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 ISOT2014:セメダインとボンド: きたきつねの文房具日記

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2014年7月24日 (木)

ISOT2014:セメダインとボンド

Ceme_paste_1

セメダインのブースでは、ホビー用の2種類の接着剤が紹介されていた。どちらも無溶剤の水性という特徴の接着剤だ。

「PASTE(パステ)」は、金属、プラスチック、皮、ゴム、木材などの広い範囲の素材を接着できる工作用の水性のりで、接着の実演をしていたが、予想以上にしっかり接着できていた。

ウレタン樹脂が主成分なので、ポリエチレンやポロプロピレンなどは接着できないし、「スーパーX」シリーズのような強力な接着力は期待できない。あくまでも工作、手芸などの用途に適した接着剤で、商品名に意識して「のり」をつけている。

「PASTE」の容器は、昔からある水糊のCA-171と似た三角型のものだ。気になるのは、フタの開けるときに、容器の横を持っていると、のりが飛び出すことがあることだ。きたきつねの持ち方が悪いようで、2度も失敗してしまった。

もう一つは、「ハイグレード 模型用セメダイン」で、水性で溶剤を使っていないので模型の透明なプラスチック部品にくもりがでない接着剤だ。

「ハイグレード 模型用セメダイン」もウレタン樹脂が主成分で、容器は違うけれど「PASTE(パステ)」と非常に似たもののような気がする。

模型用だけれど、動かして使うような強度を期待するような用途には向かない。

Ceme_mokei_1

実際に透明なプラスチックを接着して見たが、透明でくもりはなかった。力をかけて見たが、意外と強度があった。

Ceme_mokei_3

ボンドのブースの新製品は、色の付いた瞬間接着剤「アロンアルフアカラーチェンジ」で、紫色が透明になる。アメリカでは10年前から発売していたということで、日本では売れないということで発売していなかったらしい。

コクヨの「REDTECH(レッドテック)」のヒットに慌てて国内販売することにしたのだろう。色の消える原理が全く違う。「レッドテック」は光で消え、「カラーチェンジ」は空気中の水分で透明になる。

どうもボンドは、容器にあまり力を入れていないようで、「ウルトラ多用途S・U」や「アロンα」は接着剤の性能は良いのに、容器が工夫されていないのですぐ容器内部で硬化してしまう。

家庭やオフィスでは、大量に使う訳ではないので、少し使っては保存を繰り返す使い方が多いから、短期間で使えなくなるというのは避けたいものだ。

セメダインの容器は、キャップやノズルの形状が比較的よく考えられていると思う。

Bond_aron_c

よく考えていて、

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