マクロ撮影に最適なOLYMPUS STYLUS TG-3 Tough
マクロ撮影が好きな人の間で話題のOLYMPUS STYLUS TG-3 Toughを手に入れた。
TG-3は、15m防水、100kgf耐荷重、2.1m耐落下、GPS+電子コンパス、Wi-Fi 内蔵とアウトドア用のヘビーデューティーを目的に開発されたものなのだけれど、それよりもマクロ撮影の機能が半端ではないという評判のコンパクトデジタルカメラだ。
なんといっても顕微鏡モードが凄い!性能だけで見るとよくあるレンズ先端より1cmから撮影できるコンデジのスーパーマクロと同じようだけれど、実際に使ってみると全く違う。
マクロ撮影用のLEDライトガイドをTG-3に付けて、準備完了。
顕微鏡モードのワイド端で、1mmのボールペンのペン先を撮影してみた。
続いて、ズーム4倍にして同じペン先を撮影してみた。ペン先のインクの汚れもはっきりわかる。ルーペで見た雰囲気になる。
TG-3の顕微鏡モードのもう一つの特徴は、深度合成で大きさのあるものを撮った時に全体にピントが合うように画像処理できることだ。
万年筆の先端部分を普通のマクロで撮ると、写真のように一部しかピントが合わない。特に、照明が暗ければさらにピントの合う場所は狭くなる。
これを深度合成で撮影してみると、全体にピントがあった写真になった。深度合成とは、焦点の位置を変えて複数毎の画像を撮影して、ピントのあった部分を合成する方法で、従来はパソコンの画像処理ソフトが必要だった。
TG-3では、パソコンなしでカメラだけで自動的に深度合成した画像が得られる。
TG-3の顕微鏡モードの実力を見てみた。印刷物を置いて、表面から1cmの位置にカメラを固定して、ズームを1倍、4倍、8倍、16倍に変化させて撮影してみた。
1倍でも印刷の網点が見えている。
4倍になると、CMYKのインクのインクの展がはっきりしてくる。
8倍になるとさらに大きくなってきた。
16倍ではさらに大きく撮れている。
1cmの距離での最大の撮影範囲を確認するために5mm方眼の用紙を撮影した。
ワイド端(焦点距離35mm換算25mm)で、20mm×13mmの範囲が写っている。
ズーム2倍(焦点距離35mm換算50mm)で、10mm×7mmの範囲が写っている。
ズーム4倍(焦点距離35mm換算100mm)では、5mm×3.3mmの範囲で、紙の繊維が写っている。
これからきたきつねの文房具日記の写真の撮影は、OLYMPUS STYLUS TG-3 Toughが中心になるだろう。
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コメント
かんてつさん
本当にマクロから超望遠まで揃いました。
結構人気商品のようです。
投稿: きたきつね | 2014年7月31日 (木) 22時14分
きたきつねさん、
1/2.3CMOSなので、最大撮影倍率 約1.2倍、
すでにQをお持ちでしたから超望遠から超接写まで出来ますね。
オリンパスはライブタイムの出願もあるようです。
うまい商品企画ですね。
投稿: かんてつ | 2014年7月30日 (水) 07時41分