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2014年9月20日 (土)

コンデジをスーパーマクロにする

Macro_lens_1

最近のコンパクトデジカメは、マクロ撮影が強いものが多くなっていて、レンズ先端から1cmのマクロ撮影が可能なものも多い。

廉価版のコンパクトデジカメだとマクロモードはあっても、レンズ先端から8〜10cm位までしか近づくことができないので、少し小さなものだと撮影に苦労することになる。

そんな時には、あくまでも簡易だけれど、コリメート法といってデジカメのレンズの前に虫眼鏡をおくとマクロ撮影ができるようになる。

虫眼鏡の倍率で撮影できる範囲が変わってくる。虫眼鏡は比較的大きいので、カメラを構えた状態で虫眼鏡の中心をデジカメのレンズの中心に合わせるのは難しい。

小さな虫眼鏡だとカメラのレンズの前に固定できる。ところが、小さな虫眼鏡だと倍率が高くなることが多い。

色々を探して見たところ、おまけに貰った簡易双眼鏡の対物レンズが使えることに気がついた。プラスチックのレンズだけれど、科学実験のような厳密性が要求されるわけではないので、十分だと思う。

Macro_lens_5

双眼鏡からレンズを外す。両面テープで止めてあるので簡単に外せる。

Macro_lens_6

レンズを切り離す。対物レンズは凸レンズ、接眼レンズは凹レンズなので、対物レンズを使う。

Macro_lens_7

粘着剤のセメダインのBBXをレンズに塗って乾かしておく。対物レンズの中心とデジカメのレンズの中心にくるように位置決めをして、マーカーで印を付けて、その位置にBBXを爪楊枝に付けて塗ると、粘着剤の面積を小さくできる。

Macro_lens_8

特に照明を考えずに、机の上で天井の蛍光灯という条件でテスト撮影してみた。写真のデジカメを使って、デジカメのマクロモード(10cm)で撮影したもの。

Macro_lens_2

インスタントのスーパーマクロで撮影したもの。撮影範囲の変化がわかると思う。レンズの真ん中を使っているので、周辺の歪みは気にならないと思う。

Macro_lens_3

2倍ズームにして撮影したもの。これくらいのマクロ撮影ができれば、ブログに使う程度であれば、ペン先などの撮影に十分だと思う。

Macro_lens_4

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