google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 朱之油: きたきつねの文房具日記

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2014年10月 9日 (木)

朱之油

Lion_inshu

終活に向けて片付けをしているのだけれど、色々とあってなかなか進まない。

引き出しの中を片付けていたらライオン事務器の「朱之油」がでてきた。きたきつねは仕事をしていた時に書類の決済には印泥をつかっていた。

その印泥の油が固まってきた時に油を加えるのだけれど、印泥用の油は手には入らなかったので、この油を少し加えて練りなおして使っていた。そんなに大量に使わないのでまだまだたくさん残っている。

一般的にオフィスで使われている朱肉は、「文化朱肉」や「モルト朱肉」と呼ばれるもので、スタンプ台と同じ仲間だ。

本当の朱肉は、練朱肉とも呼ばれ硫化水銀の銀朱をひまし油、木蝋、松脂を溶かし入れヨモギや和紙を加えて練り固めたもので、中国のものは「印泥」とよんでいる。最近の朱肉の朱は銀朱以外に金属酸化物を使っているらしい。

朱肉や印泥の油は酸化して硬くなるので、油を足して練りなおして使うのが普通で、銀朱も減るので、「朱之油」とか「朱の油」という練朱肉用のものが売られている。

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