google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 コクヨS&T:ハリナックスプレス: きたきつねの文房具日記

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2014年10月26日 (日)

コクヨS&T:ハリナックスプレス

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10月22日にコクヨS&Tから発売された穴を開けずに5枚の紙がとじられる「ハリナックスプレス」を多慶屋で買ってきた。

レジの女性の話では、こればかり売れるけれどそうしてだろうということだった。まとめ買いした人もいたらしい。

「ハリナックスプレス」は、金属歯で紙を圧着するプレスロック式の紙綴り器で、同じ方式のものは随分昔からあって、現行でもリヒトラボに「クリップレス」という商品がある。

「クリップレス」は、綴り枚数が3〜4枚で、定価が7,500円と紙綴り器としては高額なことからそれほど普及している印象はない。きたきつねは「クリップレス」を随分昔に買って持っている。

「ハリナックスプレス」の定価は1100円と「クリップレス」の約7分の1となっていて魅力的な価格となっている。

「ハリナックスプレス」と「クリップレス」を並べて見てみると、「クリップレス」が非常にコンパクトなのがわかる。ただ、「ハリナックスプレス」は、バランスの関係で圧着部分の前に長くなっていて、その部分を除くとほぼ同じだ。

大きく違うのは、プレス・ハンドルの長さで、「ハリナックスプレス」が「クリップレス」のほぼ半分となっているので、非常にコンパクトになっている。「クリップレス」はテコの原理を応用して小さな力で紙を綴ることができるようになっているのだろう。

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「ハリナックスプレス」と「クリップレス」で実際に4枚のコピー紙を綴ってみた。「クリップレス」の方が綴り部分の幅が長い(10mmと14mm)。金属歯のピッチはどちらも1mmのようだ。よく見ると「クリップレス」の方が深く紙がくぼんでいる。

「ハリナックスプレス」と「クリップレス」の紙綴りの違いは、紙の端からの位置で、「ハリナックスプレス」は紙の端から2mmで、「クリップレス」は8.5mmと大きく違っている。この位置の違いは、紙の隅を止めた時に違いがはっきりと出て、「クリップレス」だと二段綴りで強度をだすような使い方ができるが、「ハリナックスプレス」では難しいだろう。

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「ハリナックスプレス」の紙の綴り部を拡大してみると、幅が均等にかつ深く凹んでいることがわかる。

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「クリップレス」は、綴り部の形が台形になっていて、凹みの角度が緩くみえる。「クリップレス」の金属歯が均等ではなく、斜めに押されているから綴り部の形が台形になっているようだ。

「ハリナックスプレス」は、金属歯が平行に押されていて、均等に圧着されている。

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「クリップレス」は、綴り枚数が3〜4枚となっているけれど、5枚綴ることは可能だ。実際に5枚綴って引き剥がしてみると破れるくらいしっかり綴られている。

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「ハリナックスプレス」は、価格を比較的廉価に抑え、金属歯を均等に押すことができ、コンパクトにまとめたところが評価できる。この大きさなら机の引き出しに入れても邪魔にならないだろう。

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