新年にあたって
これまでのブームと違うのは、インターネットというメディアの役割が大きかったといえるだろう。
メーカーは新製品を沢山だしているけれど、どんなに良い製品でもユーザーに認知され、受け入れられなければ無いも同然なのだ。文房具はあまりテレビや雑誌にコマーシャルを出さないから、インターネットを通してユーザーが新製品の具体的な使い方や特徴などを宣伝してくれた効果は大きかったはずだ。
なにせ、新製品を発売してもメーカーのインターネットのサイトに情報が全くないので、ユーザーのサイトで知るということが多いのをみれば明らかだろう。
逆に、文房具ブームという風が、メーカーの新製品を後押ししてきたという効果も無視できないだろう。
雑誌やムック、テレビの生活情報番組にしても、企画にあたってはユーザーの情報が重要な役割を果たしていることは無視できないだろう。
文具業界として、この文房具ブームが続いたほうが良いはずだから、もっとユーザーを応援してもいいのではないかと思う。見本市にしても、開催の団体のようにある程度ユーザーにも開放してもいいような気がする。
文房具ブームを息切れしないように、できるだけ長く続くように願っている。
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