セーラー万年筆:G-FREE
実際に書いてみると、ボテが少なく、きたきつねの好みの滑らかさだった。インクの黒さも染料系インクにしては濃い。
筆圧アジャスターというのは、ノック部を回すことで内部のスプリングの反発力をかえてることができる機構だ。
スプリンが余分な筆圧を吸収してくれるので、自分にあった筆圧を維持できるということになる。筆圧は、ノック部を反時計回りに止まるまで回すと一番弱く、時計回りに回しきると一番強くなる。一番強くした状態でも、普通のボールペンの20%ほど小さな筆圧になるようだ。
普通のボールペンでは、ノックするとペン先が固定され筆圧によってペン先が動くことはないから、「G-FREE」は柔らかい感触がする。
筆圧アジャスターの特徴を示す意味なのかノック部に三角のマークがあるが、ノック部は上下に動くことはないから意味は無いようだ。
それよりも、ノック部をどちらに回すと筆圧の強弱が変わるのかのサインが軸にないのが気になった。ノック部を適当に回して筆圧を確認すればわかるのだけれど、やはりUIとしてはサインが必要だろう。
軸の内部に筆圧アジャスターの機構が入っているので、替芯が若干短めになっている。このリフィルを他のペンに使うときにはちょっと改造が必要だろう。
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コメント
きたきつねさん、
そうですね、ダンパーというのは
味付けが難しいです。
スピードコントロールは簡単な機構では難しいですが、挑戦したいテーマでもあります。
投稿: かんてつ | 2015年2月15日 (日) 09時08分
かんてつさん
面白いアイデアですが、逆に筆圧が強すぎるとフニュフニュした感じになってしまい、書きにくいようです。
投稿: きたきつね | 2015年2月14日 (土) 19時56分
きたきつねさん、
これ使ってみたいです。
バネによる弾性と同時に、粘性を付加すると、筆圧による上下動がコントロールされて、さらに良い感覚が得られそうに思いますが、、
投稿: かんてつ | 2015年2月14日 (土) 14時01分