google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 セーラー万年筆:G-FREE: きたきつねの文房具日記

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2015年2月11日 (水)

セーラー万年筆:G-FREE

Sailor_gfree_1

1948年2月に国産初の油性ボールペンの「セーラー・ボール・ポイント・ペン」を発売したのがセーラー万年筆という情報がFacebookにでていた。そのパイオニアが新たに筆圧を調節できる油性ボールペン「G-FREE」を昨年11月末に発売した。

発売直後から売れていて供給が間に合わない状態が続いたらしい。

「G-FREE」は、メーカーによると筆圧アジャスターとなめらか低摩擦インクを組み合わせて滑らかさにこだわった「未体験の書き心地」を実現したということだ。

なめらか低摩擦インクというのは、自社のボールペンのインクよりも摩擦抵抗が20%ほど低減できているということだ。

実際に書いてみると、ボテが少なく、きたきつねの好みの滑らかさだった。インクの黒さも染料系インクにしては濃い。

筆圧アジャスターというのは、ノック部を回すことで内部のスプリングの反発力をかえてることができる機構だ。

スプリンが余分な筆圧を吸収してくれるので、自分にあった筆圧を維持できるということになる。筆圧は、ノック部を反時計回りに止まるまで回すと一番弱く、時計回りに回しきると一番強くなる。一番強くした状態でも、普通のボールペンの20%ほど小さな筆圧になるようだ。

普通のボールペンでは、ノックするとペン先が固定され筆圧によってペン先が動くことはないから、「G-FREE」は柔らかい感触がする。

筆圧アジャスターの特徴を示す意味なのかノック部に三角のマークがあるが、ノック部は上下に動くことはないから意味は無いようだ。

それよりも、ノック部をどちらに回すと筆圧の強弱が変わるのかのサインが軸にないのが気になった。ノック部を適当に回して筆圧を確認すればわかるのだけれど、やはりUIとしてはサインが必要だろう。

Sailor_gfree_2

軸の内部に筆圧アジャスターの機構が入っているので、替芯が若干短めになっている。このリフィルを他のペンに使うときにはちょっと改造が必要だろう。

Sailor_gfree_3

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コメント

きたきつねさん、

そうですね、ダンパーというのは
味付けが難しいです。
スピードコントロールは簡単な機構では難しいですが、挑戦したいテーマでもあります。

投稿: かんてつ | 2015年2月15日 (日) 09時08分

かんてつさん

面白いアイデアですが、逆に筆圧が強すぎるとフニュフニュした感じになってしまい、書きにくいようです。

投稿: きたきつね | 2015年2月14日 (土) 19時56分

きたきつねさん、

これ使ってみたいです。
バネによる弾性と同時に、粘性を付加すると、筆圧による上下動がコントロールされて、さらに良い感覚が得られそうに思いますが、、

投稿: かんてつ | 2015年2月14日 (土) 14時01分

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