ダイソー:マジック ライト ペンの新しい使い方
100円ショップのダイソーに紫外線LEDを使った「マジック ライト ペン」がある。ペンで書いた文字は、普通の光源では見えないけれど、ぺんのキャップに付いているライトで照らすと文字が読めるという子供向けの筆記具だ。
原理は簡単で、文字や絵を透明な蛍光インクで描いて、それを紫外線LEDで照らすと蛍光インクが光って見えるというものだ。
最近、手芸の世界で紫外線硬化樹脂を使ってアクセサリーを作るのが流行していて、100円ショップでも「UVクラフトレジン」という形で売られるようになっている。
エポキシなどの二液性の樹脂が混合すると硬化してしまうため作業時間が短くなるけれど、、紫外線硬化樹脂は紫外線を照射しなければ液体のままなので作業がゆっくり出来るという利点がある。
紫外線硬化樹脂は接着剤としても応用範囲が広がっているようだし、印刷インクにも使われている。
「マジック ライト ペン」は、紫外線LEDを使っているのだから、紫外線硬化樹脂の硬化に使えないかなということで、試した見た。
試しに、まごぎつねのおもちゃの自動車の摩耗してしまった部分を、ダイソーの「UVクラフトレジン」で修理してみた。自動車の摩耗した部分に、レジンを着けてから「マジック ライト ペン」で紫外線を照射してみた。
照射時間の試験をしていないので、とりあえず1分間紫外線を照射してみたが、レジンはしっかり硬化していた。硬化したレジンをヤスリで整形して、使えるようになった。
硬化には専用のランプハウスがあり、太陽光でもできるらしいが、5〜30分くらいかかるらしい。「マジック ライト ペン」の紫外線LEDの紫外線は強いようで、小さな部分ならば比較的短時間で硬化できるのがいいと思う。
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