google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 文紙フェア2015:3MのSCOTCH秒速 封かんノリ: きたきつねの文房具日記

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2015年7月22日 (水)

文紙フェア2015:3MのSCOTCH秒速 封かんノリ

3m_gfl_glue_1

今回、3Mのブースで見せてもらったのは、「SCOTCH秒速 封かんノリ」で、貼って1秒で強力接着できるものだ。こののりは、乾燥速度というよりも初期接着強度が大きいので、1秒接着できるようだ。封かん用ということで、紙が対象で、それもコーティングして水分を吸わないものには使えない。

確かに、封かんに液体のりやスティックのりを使うときには、初期接着力の弱さ、塗りすぎると皺になったり乾きにくかったりするのは気になるところだ。だから、テープのりが重宝されることになっている。

こののりはあまり多く出さないように塗って、しっかりと押し付けるのがコツらしい。試してみたところ、確かに初期接着は強いようだ。ただ、のりは容器の置き方ですぐには出てこないし(特に使い込んでノリが少なくなった時)、極く少量塗るというのが難しいようだ。

カタログによれば、20mlで長3封筒を約800枚封かんできるとなっているけれど、そうすると一回の塗布量は0.025mlとなって、スズメの涙ほどになる。

容器ののりを塗る部分はシリコンを整形したもので、先端中央部に穴が開いていて、そこからのりを出して、凹凸のついた先端の部分で広げるようになっている。なかなか出てこない容器とノズルでそのような極めて少量をぬることが可能なのだろうか。

3m_gfl_glue_2

それと、今回試用したのりは、キャップを開けた時に、キャップとノズルの周りにのりの乾きかけののりが付着していて、1回の塗布量と比べると多いようだ。これを毎回拭き取るとすると、封筒にすると相当な量になりそうだ。

速度について言えば、パッケージに1秒の根拠に「当社比従来の3倍」とあるが、3秒待つか1秒待つかの違いは、数百枚、数千枚と封かんするときには差は出るだろうけれど、そのような作業は外注するほうがいいだろう。

3秒我慢しないで、面倒な手順で封かんするために400円(税別)出すのだろうか、それだったらテープのりの方が簡単で確実ではないか。コストを下げるのなら、液体のりの方がいいのかもしれない。

短気な人向きののり?として進むのか、初期接着力の強さを活かしてペーパークラフト用ののりとして新たな展開を図るのか見ておこう。

新製品としては、超強力接着剤「プレミアムゴールド スーパー多用途2」も10月から再発売になるらしい。、前の「プレミアムゴールド スーパー多用途」は、「ホワイト」から有害物質「トリブチルスズ化合物」が検出されたということで、昨年12月から全種自主回収されて販売をやめていた。その後、成分を見なおして「プレミアムゴールド スーパー多用途2」として新発売するとのことだ。

「プレミアムゴールド スーパー多用途2」は、セメダインやボンドの多用途接着剤と比べて、1種類でPE、PP、シリコンゴムまで接着が可能で有用度は高いので歓迎されるだろう。

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