ISOT2015:その他印象に残ったもの
会場を回っていてその他印象に残ったものを整理しておきたい。
ビバリーの「はこにわ」メモパッドに動物、木や建物などのパーツが金型抜きしてあり、メッセージを書いてパーツを起こすと箱庭風になるという新しいアイデアのポップアップメモの新製品だ。
同じくビバリー「ノンアロンデコ」は、シールに印刷された図柄を布、樹脂などにこすりつけて転写するシートだ。アイロン転写シールよりも洗濯、擦れなどに若干弱いようだけれど、簡単に転写できるというのが子供向けによいだろう
PROGRAF「付箋メモ マツヨ」は紙の向こうから女の子が覗き見しているようして使うメッセージ用紙で、良いアイデアだ。これもどこかが真似してくるだろう。
栄紙業の「東北コットン紙」は東日本大震災の津波での被災農家が海水をかぶった農地で塩害に強い綿花を栽培、紡績、商品化、販売を一貫しておこない、被災地の復興を進めるプロジェクトから生まれたコットン・ペーパーだ。
栄紙業は紙製品を担当しているようだ。紹介していたのは「マルチカード 名刺用紙」だけでど、この他レターセット、コピー用紙、封筒、はがきがあるらしい。
欧文印刷の「nu board clear II A4」は、持ち運びできるホワイトボードの「nu board」に、ボードマーカーが使える透明シートを加えたもので、透明シートの下に入れた資料を汚すこと無く書き込みを入れることができるので、プレゼンなどに便利なものだ。
「nu board A5 SHOT NOTE タイプ」というのもあるけれど、ホワイトボードは消してしまうので、アイデアを残すという意味でいいのかもしれない。というか、経験的に画像を見直すことはあまり無いようで、紙に記録を残すほうがいいかもしれない。
神戸派計画の「スイト(SUITO)」は万年筆のペン先をクリーニングするための専用紙だ。今年の文房具大賞・機能部門グランプリ受賞ということだけれど、まあそんなもんかというだけ。
こんなものまで作ってもらわなければ万年筆のメンテナンスもできないのだろうか。きたきつね的には、必要があれば工夫して自分で作ればいいだろうに。
| 固定リンク
コメント