ISOT2015:韓国の安全カッター
今回、海外から韓国、中国を中心にメーカーが出展していたが、多くは日本では100円ショップでしか売れないようなものが多かった。実際、ブースに立ち寄るひとは少ない印象だった。
magneticが「魔法のふせん」、上海のNoverTEC社のEazyCling「どこでもホワイトボード(Instant Whiteboard)」など他、面白いと思ったのは、ZERO CUTTERブランドの安全カッターを製造販売している韓国のES&Dの「Zero Cutter-C3」だ。
「Zero Cutter-C3」は、昨年のISOT2014で紹介していた「Zero Cutter-SC02」の高機能モデルで、直線切りする時に定規がなくても真っ直ぐ切ることができるガイドがついている。ブースでサンプルを800円で販売していたので買ってみた。
「Zero Cutter」は刃が直接外にでていないので安全性なのだが、「Zero Cutter-C3」では、刃が使わない時にはガイドの内側に入っていて、紙を切るときにガイドを押し付けると刃が少しだけでてくるようになっている。
「Zero Cutter-C3」の刃は、紙に本体を押し付ける力で刃の出る量を加減できて、一枚切りも可能だと思われるが、一枚切りカッターではない。
刃を出すには力が必要なので、強く押し付けない限り手や衣類を切ってしまう可能性は低いだろう。
直線切りするときには、刃先の反対側に収納されているガイドを起こして刃の後ろにセットすると、ガイドに付いているローラーの働きで、定規がなくても真っ直ぐに切ることができるようになる。
本体には、替刃が4枚収納されていて、刃の交換も簡単で比較的安全にできるようになっている。刃は両側が使えるようになっている。
記事を書いている時点で、「Zero Cutter-C3」についてZero CutterのWebサイトには情報は上がっていない。
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