マックス:紙製クリプ「デルプ」
総合スーパーの文房具売場にマックス(MAX)の新しい紙製のクリップ「デルプ(DELP)」のサンプルがあったの貰ってきた。
「デルプ(DELP)」については、プレスリリースを見て知っていたが、値段も高いし、アイデアだけで大したことがないと思っていたので、チェックしていなかった。
実際サンプルを使ってみて、手先が器用なひとだと作ることができそうなくらい単純だけれどなかなか面白い製品だということが分かった。
「デルプ」は、オランダのデルタクリップ社の製品で、紙を綴るにこだわったメーカーのマックスが日本での販売をすることになったようだ。
「デルプ」は三角形の紙で袋状になったものに、舌状の紙がでている構造になっている。これで最大15枚のコピー用紙が綴ることができるようだ。
1.試しにコピー用紙15枚を「デルプ」の三角形の袋部分に差し込んで
2.裏返して、舌状の紙を折り込むと、紙束の耳は内側に折れ込む。紙が折り込まれているから、外れることがないということだ。
3.舌状の紙のツメを、三角形の袋の部分で止めて完了。
表から見ると、用紙の角に三角形が見えるだけだ。紙は予想以上にきちんと止まっていて、一枚持って吊り下げても外れなかった。
ホッチキスのように紙に穴が開くこともなく、簡単に紙をバラバラにできるし、差し替えも簡単だ。金具部分の厚みのあるダブルクリップやガチャックなどでとめるよりも、全体が薄く仕上がる。
紙製なので、そのままシュレダーにもかけられるし、廃棄するときに分別する必要もない。
紙の表面に文字を書いたり、テプラなどのラベル、シールを貼ることもできる。印刷してノベルとしても利用できる。
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コメント
きたきつねさん、
このアイデア、素晴らしいと思います。マックスさんも、得意のメカもので、これを使った製本機など開発されたら楽しい使い方が広がると思いますが。実際の需要が見込まれなくても、メーカーとしては、P-kissにつながる商品展開ができますよ。商売は何でも、”これだけ”ではだめで、選択肢をユーザーに提供すること、これが重要だと思います。えらそうにすみません。
投稿: かんてつ | 2015年11月21日 (土) 09時26分