google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2016年8月

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2016年8月22日 (月)

古今書院のフィールド・ノート(野帳)

Kokon_fieldnote_1

フィールド・ノートを調べていると、色々な種類の物があるようで、日本地質学会のように学会員専用のフィールド・ノートがあったりする。

地理学の専門書を主に出版している古今書院のフィールド・ノート(野帳)を購入してみた。地理や地学、考古学などの野外調査に使うように作られたものらしい。測量野帳も野外調査に使われているけれど、野外調査に特化した内容になっている。

大きさは、愛用している測量野帳よりも少し大判(縦17.5 cm×横10.5 cm)で中紙は48枚で、2 mm方眼となっている。栞が付いているのも特徴だろう。中紙の紙質は、測量野帳よりも平滑だ。大きいので、測量野帳のようにシャツや作業服の胸ポケットに入れるのは無理なようだ。

表紙の色は、野外活動で落としても見つけやすいように目立つ色となっている。今回購入した3色の他に赤、オレンジ、黄色などもある。

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2016年8月17日 (水)

モンゴルの調査に使われた野帳

Mp_field_note_1

茨城自然博物館で開催中の企画展「モンゴル・ステップ・大草原ー花と羊と遊牧民ー」の展示の中に野帳が2種類展示されていた。

一種類は、茨城自然博物館の職員がモンゴルのステップ調査に使ったコクヨの測量野帳のスケッチブック(セ-Y3)。

もう一種類は、モンゴルにおける野生動物の生態調査に使った野帳。メーカーは不明。コクヨの測量野帳よりも大きめだ。

フィールド・サイエンスの研究者にとって野帳(Field Note)は、現場でのデーターを記録する重要なツールの一つで、全ての事実が詰まっているので、改変できないようにページを抜かれても判る糸かがりのノートが適している。

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2016年8月16日 (火)

シーボルトの使った野帳

歴史民俗博物館の企画展「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」の展示物の中にシーボルトの使ったField Note(野帳)が展示されていた。写真撮影禁止だったので、写真がないのが残念なところだ。

日本の測量野帳よりも少し小さめのもので、厚紙の表紙の糸かがりの手帳だった。

見た目は、以前ここでも取り上げたアメリカのFIELD NOTES社の野帳に似ていて、少し小さめの感じの野帳だった。

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2016年8月15日 (月)

パイロット:ジュースアップ

Pilot_juice_up_1

大阪に行った時にロフト梅田店でパイロットの新製品の顔料インクのゲルインクボールペン「ジュースアップ(Juice up)」があったので、0.4 mmのブルーブラックと白を買ってきた。

ノックしてペン先を出してみると、先端の様子がこれまでのコレト等に使われているパイプチップと違っていた。

プレス発表資料を見てみると、パイプチップとコーンチップの両方の長所を活かした新開発の「シナジーチップ」を使っているということだ。

拡大してみると、コーンチップの先にチップの先端を少し膨らませたパイプチップの先が付いていた。極細のパイプチップの欠点だった折れ曲がりに強い構造になっている。また、ボールを保持する力は格段に強くなっているようだ。

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2016年8月12日 (金)

大阪の文房具店

文紙MESSEの会場で顔見知りがいたので、大阪市内でお薦めの文具店を教えてと話したところ、文房具ソムリエの「ステーショナリーマーケット なんばウォーク店」と神戸のナガサワ文具センターの「NAGASAWA 梅田茶屋町店」の2店舗を紹介された。

ということで、大阪城などを見た帰る途中に2店舗に寄ってみた。

Oosaka_st_market

文房具ソムリエが経営する文具店ということで、期待して「ステーショナリーマーケット なんばウォーク店」にいってみたけれど、東京では時にでもある感じの店舗だった。品揃えも話題の文房具を並べているだけで、ひねりもない。

文房具ソムリエがテレビや雑誌などのメディアで紹介してそれを売るという単純なパターンのようだ。外国人向けにパスポートを見せると割引をしているようだ。

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2016年8月11日 (木)

文紙MESSE2016で気になった商品

今回の文紙MESSEでは、ISOTや文紙フェアで既にチエックしたものが多かったので、今回初めて見たものをピックアップしてみた。

ナカバヤシでは、新聞スクラップのためのiPhone用アプリと専用ペン「CUTPEN」があった。新聞のスックラップする部分を赤ボールペンで囲んでスマホで撮影すると、自動的に切り出してスクラップ、二値化、データ化して、Webにある関連記事と連携して表示できるというスマホアプリとなっている。

記事を囲むのは専用ペンでなくても赤ボールペンでよいらしく、囲みの線もラフで良いということだ。

AppStoreで入手でき、無料版を試してみたが、動きも早く良く出来ている。

Nakabayashi_cutpen

立川ピン製作所では、漫画関連のペンを中心に紹介していたが、見たことが無かったのが「ラインマーカーA・T」だった。マーカーのようにチップが潰れることがないので、線幅0.1、0.3、0.5 mmの細い線を持続的に引くことができる特徴がある。

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2016年8月10日 (水)

文紙MESSE2016に行ってきました

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大阪市のマイドームおーさかで開催された「文紙MESSE2016 文具ワンダーランド」に行ってきた。正式にユーザーも入場できる文房具・紙製品の見本市として、一般公開されている国内唯一のものだろう。

ISOTも開催直後の数回は一般公開日があったのに無くなってしまい残念だ。逆に、文紙MESSEは、一昨年までは、一般公開されていなかったけれど、昨年から一般公開に踏み切っている。

関東にいると関西方面での見本市やイベントに気楽に行くことができないので、今回思い切って行くことにした。きたきつねの大阪訪問は3回目というのが不思議なくらいだ。

一般公開の13時少し前に会場に到着した時には、会場を待つ人が並んでいた。夏休みということもあって、親子が大部分だった。

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2016年8月 8日 (月)

コクヨ:マスキング用テープ・カッター

Kokuyo_mt_cutter_1

コクヨのカルカットの刃を使ったハンディタイプのマスキングテープ用の「テープ・カッター」を買ってみた。

普通のセロテープ用のカルカット(ハンディータイプ)との違いは、入っているテープが見えるように半分が透明になっているところだけれど、テープを引き出す部分で見えるので、必要ないと思う。

マスキングテープは種類を多く使うのだから、テープを交換するのが面倒なので、もっとシンプルな構造にして、安くしたほうがいいと思うけれど違うのだろうか。

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2016年8月 5日 (金)

クツワ:STAD「キャップ&ホルダー」

Stad_p_cap_1

クツワの学童文房具のSTADブランドの鉛筆キャップ「キャップ&ホルダー」を買ってきた。

「キャップ&ホルダー」はポリカーボネイト樹脂を使っているので、落としても、ふんでも割れないというのが特徴だ。

キャップをつなげることができて鉛筆の延長軸としても使えるというもうひとつの特徴がある。

きたきつねの鉛筆延長軸のコレクションに入れることにした。

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2016年8月 3日 (水)

ダイソー:文具柄のA5ノート

Dasio_st_note_1

このところダイソーのA5サイズのノートの品揃えが充実してきている。

文具柄のノートがあったので、買わないわけにいかなかった。イラストは日本の文房具をモチーフにしているようだ。

ノートは、無線とじで、用紙はドット柄の64枚の中国製。メモ帳なので、ボールペンやシャープペンシルを使う分には紙質は問題無いだろう。

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2016年8月 2日 (火)

スロベニアのVIVApenのSpace

Vivapen_sapce_1

きたきつねのB級万年筆コレクションにスロベニアのVIVApenのSpace万年筆が加わった。

学童用の万年筆で10色のカートリッジとセットになっている。

いかにも廉価版らしいスタイルとペン先で、なかなかいい感じ。

VIVApenは、1967年創業の画材メーカーで、1980年代から万年筆を製造し始めた新興メーカーのようだ。

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2016年8月 1日 (月)

マスキングテープホルダー「GIRIGIRI(ギリギリ)」

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文房具仲間からマスキングテープホルダー「GIRIGIRI(ギリギリ)」(税別380円)を教えてもらった。新潟県燕市の富田刃物の製品だ。

早速、自宅周辺のホームセンター4店舗を回って、ようやく最後のビバホームで見つけることができた。他の会社のホームセンターは「ギリギリ」の存在自体知らなかった。

ギリギリ」は元々、塗装工事やシーリング工事の時にマスキングテープを迅速・確実に貼る道具で、壁などに沿ってマスキングテープを貼る時に使うものだ。

定規を使って、「ギリギリ」を使うと真っ直ぐマスキングテープを貼ることができる。

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