ユニ パワータンク スマートが壊れた
きたきつねは、三菱鉛筆の「uni POWER TANK(パワータンク)」を発売以来使い続けている愛用者の一人である。
殆どがスタンダードの「uni POWER TANK」で、バードウォッチングなどの野外での利用が多い。実際、ディパックには常時何本か入れている。
1本だけ「パワータンク スマート」を使っていたが、クリップの部分で割れが入ったので、テープで補強して使っていた。写真のマスキングテープは、飾りではなく補強。
昨日、野外で使っていた時に、とうとう反対側にも割れが入り、クリップが簡単に外れるようになってしまい、使えなくなった。実際には、クリップとレフィルが飛んで、草の中から探すことになった。
パワータンクは、レフィルが加圧のために二重構造になっていて、太いので、軸の部材の厚さが0.9 mmと普通のボールペンに比べると非常に薄い。また同じ理由で、軸の内側に切ってあるネジ山も低くなってしまっている。
そのため、クリップ部分に力がかかると軸が割れるれてしまう可能性が高くなるようだ。これまでスタンダードでは一度だけ軸に割れが入ったけれど、クリップの部分にカバーがあって、クリップのネジが必要以上に進まず、止まるため割れにくい構造になっているようだ。
スマートでは、デザイン上、軸をカバーできないので、クリップに力がかかると回ってしまい、無理な力が軸にかかるようだ。
パワータンク、特にスマートはオフィス利用しか考えられていないので、野外でハードな使い方には向かないのかもしれない。
上向き、雨の中、低温でも筆記できるのでやはり野外で使えるのはこれしかないから、デザインが悪いスタンダードを使い続けるしかないようだ。
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コメント
narkejpさん
軸の薄さが原因ですね。三菱鉛筆は、オフィス用の筆記具メーカーですから利用場面の強度とか想像していないようです。
研究費はかけていて、技術的には凄いと思いますが、デザインが弱いのです。
投稿: きたきつね | 2017年5月24日 (水) 20時25分
なるほど、そういう理由でしたか。当方も、同じ現象が発生し、千鳥格子のマスキングテープで二重三重にぐるぐる巻きにして使っています。三菱さん、もう少し強度に気をつかってくれるといいのですが(^o^;)>
投稿: narkejp | 2017年5月24日 (水) 20時16分