DAISO:どこからでもとめられるホッチキス
100円ショップのダイソーで新製品の「どこからでもとめられるホッチキス(FLEXIBLE STAPLER)」を見つけた。
冊子の中綴じできるステープラーとしては10号針を使うダイソー「中綴じホッチキス」やマックス「タテヨコホッチキス ホッチくる」があるし、任意の場所で紙を綴ることのできるマックス「ナカトジール」がある。
業務用の3号針で中綴じできるマックス「中とじ製本用タイプホッチキス」などもあるがこちらは非常に高価だ。
「どこからでもとめられるホッチキス」は、3号針で8枚くらいの冊子を手軽に中綴じできたり、好きな場所を綴れるステープラーになる。
現実には適当な場所をステープルで綴ることはあまりないから、中綴じ用になるのだろう。
「どこからでもとめられるホッチキス」は、ステープラーとしてよりもその構造が非常に面白い。
このステープラーは灰色のベース、透明枠、ステープラーの3種のパーツで構成されている。それぞれが紙をはさみながらネオジム磁石で位置が正確に固定できるようになっている。
ステープラーの裏にもネオジム磁石がついている。
使い方は、冊子などの針を打つ場所を透明枠に付いている白いマークに合わせてベースと重ねると磁石で固定される。位置の微調整は可能だ。
透明枠の中にステープラーを挿入すると磁石で固定されるので、ステープラーを押して紙を綴る。
所定の位置に針が打ち込まれ紙が綴られる。
紙と針を打つ場所を磁石を使って固定するというアイデアは非常に面白いけれど、「タテヨコホッチキス ホッチくる」に比べるとちょっと面倒だ。それもホチくるならコピー用紙16枚綴れるけれど、このステープラーは8枚程度しか綴れない。
一番気になるのは、透明枠の針を打つ場所を指定するマーカーが、枠の上面に印刷されているので、位置が微妙にずれがちなことだ。
透明枠を裏返しにして紙と接する面にマーカーがあれば正確に針を打つ位置が指定できるのに残念だ。
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