ラピスラズリの岩絵具を作ってみた
2〜4mmくらいに粉砕されたラピスラズリの原石から、好みの色の石を拾い出して、ボルト・ナットを使って圧縮して一段目の粉砕をして、フルイを通るまで細かくした。
その後、荒い表面の石のタイルの間でこするとさらに細かく粉砕できる。
さらに表面が細かなタイルで磨り合わせて石を細かくして終了。さらに細かくするのが良いようだけれど、簡単な道具では限界なのだろう。
細かく粉になったラピスラズリにニカワの液を混ぜて絵具が完成した。
この絵具を和紙に塗ってみた。ちょっとザラザラしているけれど、非常にいい色に仕上がったようだ。
この台紙は、愛媛県新居浜市のあかがね美術館で実施している会議室を青空のような空間にする「ぼくたちわたしたちの壁プロジェクト」のパーツの一つになるらしい。
なかなか愛媛に行く機会はないだろうけれど、見に行きたいものだ。
| 固定リンク
コメント