新春文紙フェア2018:OHTOのガチャックの進化
OHTOのブースでは、1月発売のガチャックの新製品に注目した。
ガチャックは1981年の発売以来オフィスで紙とじの定番となってきたが、綴ることのできる紙の枚数によってクリップ(ガチャ玉)に大中小の3種類あって、それぞれ専用のガチャックが必要だった。
新製品の「3WAY GAHCHACK」は、従来3種類必要だったガチャックが一台のガチャックで3種類のガチャ玉が使えるというものだ。
既存のガチャ玉は、3種類それぞれ大きさが違うので使えないので、新しく同じ幅で綴る厚さの違うガチャ玉を作りそれを使えるようにしたということになる。
新しいガチャ玉は、20枚綴じの「薄玉」、40枚綴じの「中玉」、55枚綴じの「厚玉」の3種類が用意されている。中玉は従来と同じでそのまま使える。これまでの大と小のガチャ玉は当面併売すということだ。
新しいガチャックは、内部にあるスプリングで、ガチャ玉を押しているので、従来製品のように使うたびにガチャ玉をガチャックの先端部にセットする必要がなかく、連続で玉を送り出してくれる。
意外と知られていないのが、ガチャックには以前からガチャ玉を外しの機能があったのだけれど、新製品にもガチャ玉外しは付いている。
きたきつねはガチャ玉外しにも使える一個用ガチャック「スマイルガチャピー」が楽しいと思うのだけれど、あまり知られていないようだ。
36年前の発売なので、特許切れで各社から類似品が発売され、最近では100円ショップでも売られるようになってきていて、新たな対応が必要になってきたということだろう。
その他、中高生のシャープペンシルブームで人気になっているノックなしに芯が連続して出てくるアルミ軸の「ノノック(no-noc)」に男子中高生をターゲットにしたダークな新色が追加されていた。
1000円の金属軸の着せ替えボールペンシリーズの「リバティー(LIBERTY)」は、将来的に1500円の「セルサス(CELSUS)」に入れ替えられるということだ。
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コメント
ともこさん
文房具は使い慣れたものでも知らないうちに日々進化しているので、コレクションでも無い限り買いだめはしないほうが良いと思います。
投稿: きたきつね | 2018年1月17日 (水) 22時40分
早速ご回答助かります。
すっかり勘違いしていて私が使っているのは大サイズでした。
なので、結局新しい規格に合わせて新製品の本体を買った方が何かと便利そうな事がわかりました。文具は買いだめするものじゃないかも知れませんね。
投稿: ともこ | 2018年1月16日 (火) 10時37分
ともこさん
書き方が悪かったようですみません。
中玉はこれまでと同じサイズで、薄玉と厚玉が新しい規格です。
ですから、これまでのガチャックが中玉用でしたら問題なく使えます。
投稿: きたきつね | 2018年1月15日 (月) 19時47分
久々の書き込み失礼します。
ガチャックはてっきり「3wayが発売になっても、ガチャ玉はこれまでのが使える」と思っていましたらそういう仕組みではないのですね!
勉強になります。
きれいなスケルトンガチャック(本体)が去年か一昨年発売された時に、仕様が変わるなんて想像すらせず、4つも買いだめをしてしまいました。未開封なので単なるコレクションとなってしまいますね。
投稿: ともこ | 2018年1月15日 (月) 13時01分