藤原嗚呼子:きまじめ姫と文房具王子
今回の文房具ブームは、前回と違い長くなってきて、商品だけでなく、イベントの開催など広がりが出てきている
ムックや雑誌の特集だけでなく、昨年から「文具少女ののの」(星屑七号)、「文野さんの文具な日常」(榎本あかまる)、「ぶんぐりころころ」(安藤正基)など文房具をテーマにしたコミックがで発刊されるようになってきている。
今年も1月に藤原嗚呼子さんの「きまじめ姫と文房具王子」と原作・とよだたつきさん作画・海産物さん、監修・高畑 正幸さんの「文具を買うなら異世界で!」が続けて発刊されている。
「文具を買うなら異世界で!」は文具王の監修でもあるし、pixivコミックで見ていたので、一度も見たことがない「きまじめ姫と文房具王子」を買ってみた。月刊スピリッツに連載中らしい。
他の文房具をテーマにしたコミックとじゃ全く違っていて、確かにタイトルに「きまじめ」というキーワードが入っているので、まじめに文房具のムックや雑誌の特集を集めた薀蓄満載の内容だった。
若い人を対象としたコミックだからなのかもしれないけれど、新製品と薀蓄ばかりだと息切れするのだろう。
何かもう少し違う切り口が欲しいところだ。例えば、昨年末にでた和田哲哉さんの「頭がよくなる文房具」を参考にして使い方を盛り込んだほうがもっと「きまじめ」になるのではないだろうか。
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