夏の文紙フェア2018
7月11日に浅草橋の共和フォーラムで開催中の「夏の文紙フェア2018」にいってきた。
今年は中小メーカーを中心に49社が出展していて、秋から年末・年始商品を紹介していた。
ISOT2018に行けなかったので、ISOTでの新製品や日本文具大賞の商品なども見ることができた。
つい新製品に目が行きがちだけれど、それよりも既存の商品をさらに良い商品に育て、文具店の売り場に展開する努力も必要かなと思った。
中小メーカーには面白い商品が沢山あるのだけれど、色々な課題があって市場に展開できずに消えてしまうのを見るのは悲しいものだ。
売り場の課題として、営業の人数が限られるし、文具店の売り場は大メーカーが押さえているので、その中にどうやって割り込むかということが大変だろう。
特にアイデアのある商品は、CMを打ったりするのが難しいし、店頭に置かれているだけではユーザーに商品の特徴を訴求できないというのが苦しいところだ。
ここ数年の新しい動きとして一人文具メーカーが文紙フェアに出展するようになってきたことだ。
一人文具メーカーの製品は、ISOTの日本文具大賞の2016年と2017年とデザイン部門のグランプリを二年連続受賞するなど、雑誌やネットで話題となり文具店での扱いも増えているらしい。
去年のISOTに出店していたドイツの接着剤メーカーのUHUのその後が気になっていたけれど、国内でステットラー・ジャパンが今年の秋から販売することになったということだ。
30年前のリベンジができるのか興味ある。気になるのは、製品の色で黄色は日本市場では難しい色のような気がする。
OLFAが出てきた時、オレンジ色に近い黄色だったけれど、非常に違和感があったのではないだろうか。
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