google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 夏の文紙フェア2018:OLFA「キッター」: きたきつねの文房具日記

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2018年7月19日 (木)

夏の文紙フェア2018:OLFA「キッター」

Olfa_kitta_1

今回の文紙フェアで一番の新製品はOLFA(オルファ)の子供向けカッター「キッター Kids-cutter」だと思った。ISOT2018の日本文具大賞の機能部門グランプリを受賞したのはうなずける。

子供や刃を折るのが怖い人が安全に使えるカッターナイフという問いに出したOLFAの答えがこれだ。

キッターは、カッターナイフ本体と専用のスタンドのセットで、一見したところ普通のカッターに見えるけれど、違いは中の刃にある。

刃が、特殊な構造でプラスチックのカバーに覆われていて、使い始めは刃が全く出ていない。だから刃を交換する時に安全に交換できることになる。

Olfa_kitta_2

使い始める時には、スタンドの裏にある刃折り器に差し込んで先端のプラスチック部分を折ると刃がでてくる。出てくる刃は、必要最小限だけで、それ以外はプラスチックでカバーされている。

刃の一枚の長さが従来のものより長くなっていて、使う時の刃の位置では、折れる部分が本体の中にあるので、無理な力がかかっても刃が折れないようになっている。

刃先が切れなくなった時には、スタンドの刃折り器に差し込んで折るので、安全に折ることができる。

使い終わった時にはスタンドに刺しておけば、刃が出たままでも安全に保管できる。

Olfa_kitta_3

カッターナイフは、刃を折ることで常に先端が切れる刃が使えるのが最大の特徴であり、カッターナイフは鉛筆などを削たりするナイフと違うものだ。

以前、プラス「オランテ」は現代の肥後守だという記事を書いたけれど、カッターナイフの刃を折るのが怖いというから折らない刃にするというのは、カッターナイフとしては全く間違っていると思っていた。

カッターナイフを作り出したOLFAが誰でも使える安全なカッターナイフというのはこういうものだという製品といえるだろう。

11月1日発売予定ということだ。ちょっと楽しみ。

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