万年筆洗浄器をつくる
プレスリリースを見ていたところセーラー万年筆が11月に「万年筆メンテナンスキット 」(1,080円)を発売したというのでWebサイトを見てみると、簡単に作れそうなので作ることにした。
材料は、100円ショップで売っている化粧水分注用のポリの注射器、カラの万年筆用カートリッジ、外径6mm、内径4mmの塩ビチューブ。
注射器は、108円で、10mlと20mlがあって今回は20mlを使うことにした。この注射器はルアーロックといって針がしっかり固定できるもので、インクを入れてポンプを無理やり押し込んでもでも針が外れないというすぐれものだ。
塩ビチューブは、ホームセンターなどで1m40円ほどで売っていて、10cm単位で買うことができる。このチューブと外径6mm、内径3mmの耐油の透明チューブを持っていると便利だと思う。
セーラーのカートリッジを適当な長さで切って短くする。今回は20mmにした。長いままでもいいけれど取り回しが良くないと思う。
切り口から塩ビチューブを押し込む。
カートリッジに入った塩ビチューブを扱いやすい長さに切る。全長で30mm〜35mm程度で良いと思う。注射器に差し込で固定する。
プラチナのカートリッジも同じようにできる。ヨーロッパ規格も同じ要領で加工できる。パイロットの空カートリッジがなかったので、今回は試せなかった。
注射器で水を吸い込んで、先に万年筆の首軸を付けて水を押し出して中のインクを洗い出す。使い方はWebサイトに動画があるので参考になる。
簡単な加工だけれど、カートリッジや注射器にきちんとチューブを押し込まないと首軸が飛んでペン先を傷めることになるので注意して欲しい。
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