FRAT#1 2109 WRAPALLET

WRAPALLET（ラパレット）は東京の紙問屋富国紙業の紙製品ブランドということで、各種製品を紹介していた。

中でも、紙ブロックの「PALLET PAPER（パレット・ペーパー）」と「PALELET TEMPLATE（パレット・テンプレート）」に興味を持った。

PALLET PAPER」は195mmの正方形で300枚の紙ブロックで、特漉きのFSC森林認証紙「ダンデレードCoC」を使っているということだ。

この紙は、よく見ると漉き簀の跡が残るように作られていて、独特の風合いがある。この跡を付けるのは冬に作らなければいけないということで、北海道の江別の工場のOEMということだ。

この紙を使うためのテンプレートとして用意されているのが黒い厚紙を使った「PALELET TEMPLATE」で、罫線用と四コマの絵コンテ用の2種類が入っている。

罫線用は、「PALLET PAPER」便箋として使う時に罫線を引くためで、直線と手描き風の二通りに使える。また各辺に三角の切り込みがあって、その位置で印を付けて折ると封筒状になるようになっている。

猫も杓子もトモエリバーというのではなく、自分好みで独自性のある紙を持つというのは、個性の表現の一つになるかもしれない。

きたきつねは紙ものは得意ではないけれど、昔は透かし入りのボンドペーパーを手紙に使っていた時期もあったことを思い出した。