2019年7月23日 (火)
2019年7月22日 (月)
レザーでチタンの印鑑を彫る
文房具ではないけどISOT2019で見てすごいと思ったのは、モテギのチタンの印鑑をレザーで彫刻する装置だった。
チタンを彫るのは難しいと聞いていたけれど、どんどん技術が進歩していることに感心することしきり。
値段もずいぶん安くなってきているようだ。
2019年7月21日 (日)
2019年7月19日 (金)
2019年7月17日 (水)
夏の文紙フェア2019 タカクラ印刷「Piani」
糊・粘着加工が得意なタカクラ印刷では箔押し転写シート「Piani」を紹介していた。
「Piani」は、パターンだけでが転写されるので、シールと違い透明の部分が残らないので、書き込みができるのが特徴になる。
箔押し転写ということで、図柄は11種類あり、全てメタリックカラーで、ゴルド、パープル、ブルーなど6色提供されている。
転写部分は非常に薄くスケジュール帳などに貼っても厚みがでない。
夏の文紙フェア2019 ステッドラー日本「トリプラス」と「シャープペンシル925」
ドイツの筆記具メーカーのステッドラー日本では、鉛筆、色鉛筆、ボールペン、マーカーなどの筆記具を紹介していた。
三角軸のカラーマーカーの油性の「トリプラス パーマネント」を新発売、従来の水性の「トリプラス ファインライナー」、「トリプラス カラーペン」に新色を追加して、価格も150円から100円に値下げしたということだ。
店舗ではまだ旧価格のところもあるようだ。一時ユーロ高になった時に値上げしたままだったので安くなって競争力がでてくるだろう。
シャープペンシルの925シリーズに「925 15」を追加していた。アルミ軸の「925 25」を除き、プラ軸のシリーズは全てのノックカバーに窒息防止穴が付いたということだ。
夏の文紙フェア2019 3Mジャパン「Post it! EXTREME」
総合化学メーカーの3Mの日本法人3Mジャパンは、ポスト・イット、テープ、のり、ラベルなどの製品を紹介していた。
今回注目したのは日本初上陸のポスト・イットの中で最強力の「Post it! EXTREME」だ。
「Post it! EXTREME」は、コンクリートやブロックに貼り付けられ、雨などの濡れにも強いポスト・イットになる。まだ発売日程は決まっていないらしい。
ポスト・イットは他の粘着メモとの差別化を図るため強粘着を強化していて、色だけでなくサイズ、形などのバリエーションを増やしている。
そのような中にさらに粘着力の強い「Post it! EXTREME」を投入するということだ。
2019年7月16日 (火)
夏の文紙フェア2019 共和プラスチック「ヘイコウものさし」
プラスチック製文房具のメーカー共和プラスチックでは「ヘイコウものさし」を紹介していた。
平行線を引ける定規はすでに多数あるなかで新たに「ヘイコウものさし」というのはどうかと思ったけれど、ゼロスタートのものさしで、線を引くための横穴が開いていて、鉛筆やシャープペンシルを差し込んで平行線を引くことのできるというところが特徴になるのだろう。
平行線を引くための穴の開始位置は定規の端から15mmから開始できるようになっている。
ものさしにのと長手方向に5mm幅で色の付いたボーダーが印刷されている。このボーダーを使っての5mm幅の平行線だけでなく、両端にはミリ単位の目盛りを使えば任意の幅の平行線が引けるが、ものさしの長さの32cmより短い平行線は引けない。
夏の文紙フェア2019 エスディアイジャパン「グランツ」
台湾の文房具、事務用機器、事務用品のメーカー順德工業股份有限公司(SDI CORPORATION TAIIWAN)の日本法人でSDI製品の輸入販売の株式会社エスディアイジャパンでは、刃先のグラつきブレを無くしたアートナイフ「GLANZ(グランツ)」を紹介していた。
「完全刃ブレ防止機構」と刃のロック機構があるので刃先のグラつきブレがなく、本体は亜鉛合金なので剛性があり適度な重量があるので、切り絵やペーパークラフトなどで正確なカッティングが可能となっている。
実用上は同社の「プレシジョンカッター」や普通のアートナイフで十分だと思うが、「グランツ」はプロが使う道具として良くできていると思う。
夏の文紙フェア2019 オルファ「カイコーン」
オルファでは、開梱作業を安全に手軽にできる使い切りタイプの「カイコーン」を紹介していた。
「カイコーン」は荷造りヒモやPPバンド、薄いダンボールを切断したり、先端部分で中の荷物を傷つけず梱包テープを切ることができる。
刃がカバーされているし、幅が狭いので指を切ることがないので安全というのも売りらしい。
オープン価格だけれど、税込み200円以下で買えるようなので、どれだけ普及するか見ていこう。
2019年7月15日 (月)
夏の文紙フェア2019 オープン工業「消毒できるストラップ」
ペーパーパンチや店舗用品のメーカーのオープン工業では、新製品として「消毒できるストラップ」を紹介していた。
企業などでは名札を付けたネックストラップを付けることがごく当たり前になっている。オープン工業ではこれまでも医療専用の裏返しにならない名札「リバーシブルスタイル名札」や「医療スタッフ専用のストラップ」など特徴のある製品を作っている。
「消毒できるストラップ」は不特定多数の利用する医療施設の感染症対策のため殺菌・消毒が必要な場面に利用できるストラップになる。
このストラップは樹脂製なので、アルコールだけでなく次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌・消毒が可能ということだ。
2019年7月14日 (日)
夏の文紙フェア2019 シード「クリアーレーダー」
昨年50周年を迎えた消しゴムメーカーのシードでは、新製品の「クリアーレーダー」を紹介していた。9月発売らしい。
「クリアーレーダー」は今回の文紙フェアの来場者の投票で、文紙フェア大賞金賞受賞している。
「クリアーレーダー」は、レーダーの消字能力を維持したまま、透明性を持たせた消しゴムで、スリーブに青く透明感のあるポリプロピレン(PP)のものを使っている。
「クリアーレーダー150」(L55mm✕W21mm✕H12mm)と「クリアーレーダー100」(L43mm✕W21mm✕H12mm)の2種類.
レーダーがどれほど優秀な消しゴムでも、消しゴムの色を黒くしたり、スリーブの色やデザインを変えるのにも限界があるのだろう。
夏の文紙フェア2019 東京理化学工業「ちいさな黒板 グレージュ」
ダストレスチョークとキットパスのメーカーの東京理化学工業では「ちいさな黒板」と「もっとちいさな黒板」に限定カラーのくすみカラーの限定カラーの「グレージュ」を8月末にだすということだ。
黒や濃い緑の黒板は、ショップやカフェなどにそぐわないこともあるから、違った色の黒板があってもいいだろう。
東京理化学工業は、チョークと黒板に色々と工夫して頑張っていると思う。
2019年7月13日 (土)
2019年7月11日 (木)
ISOT2019 PING JU「水性粉筆(水溶性チョーク)」
台湾のチョーク・メーカーの品聚貿易有限公司(PING JU)ではホワイトボード用のチョーク「水性粉筆」を紹介していた。ちょっと面白そうなのでサンプルを貰ってきた。
このチョークは、染料、二酸化チタンと植物油を水で練って成形したもので、筆記中に粉がでないという特徴がある。普通のチョークと違い、クレヨンに近く固さがあるので、削って細い字や線を描けるようだ。
成分の安全性は確認されていて、カルシウムを使ったチョークと違い肌が荒れることもないということだ。
ホワイトボードだけでなく、ガラス、プラスチック、鋼板などに書くことができる。一般的な黒板は、表面が平滑ではないので使うことはできないということだった。
ISOT2019 One Dream Korea「Noblips non-dry Highlighter」
韓国のOne Dream Koreaでは「Noblips non-dry Highlighter」と「Noblips quick-dry Gel pen」を紹介していた。
「Noblips non-dry Highlighter」は、ノック式の蛍光マーカーでペン先が露出していて乾燥しないというゼブラの「クッリカート」とほぼ同じというものだ。
サンプルを貰ってきたので、今日まで十日放置しているけれど、問題なく書けることができている。
「Noblips quick-dry Gel pen」は、速乾のゲルボールペンで、こちらもゼブラの「サラサ ドライ」http://northfox.cocolog-nifty.com/stationery/2016/06/zebra-sarasa-dr.html と同じような製品だ。
これも筆記直後に擦っても紙が汚れない。
面白い製品だと思ってパンフレットとサンプルを貰ってきたのだけれど、会社名、住所、メールアドレスしかなく、会社名がISOT参加企業リストにもなく、Web検索でもでてこない。
韓国のどこかのメーカーのブースに同居していたのだろうか。よくわからない。
2019年7月10日 (水)
夏の文紙フェア2019
7月10、11日浅草橋・共和フォーラムで開催されたステーショナリー情報委員会主催の文具メーカー共同見本市「夏の文紙フェア2019」に行ってきた。
共和会館の2階から4階の3フロアーに55社が、各社の新製品や一押しの製品を展示していた。
ISOTのような大規模な見本市もいいけれど、文紙フェアや大阪の文紙メッセのようなコンパクトな見本市だと、ゆっくり話を見くことができるし、新製品を試したりできるので、詳しく特徴を知ることができてありがたい。
今回も見逃していた製品や新しいコンセプトの製品を見ることができた。
ISOT2019 呉竹
墨、書道用具メーカーの株式会社呉竹ではマーカーの新製品「ZIG CLEAN COLOR DOT(ZIG クリーンカラードット)」や新しいカラー筆ペン「完美王 耽美艶」などや新たな試みの筆ペンづくりやインクづくりなどのワークショップの提案を紹介していた。
「ZIG CLEAN COLOR DOT(ZIG クリーンカラードット)」は、先端が丸いドット芯と0.5mmの細書きのツインタイプマーカーで、これまでのマーカーと違った使い方ができる。
ドット芯は、今回のISOTに出展していたKAWAGUCHI「NUNODECO ペンドット」と全く同じコンセプトで、形状が似ていて布描きか紙に書くかでインクの違がうだけのようだ。
ドット芯のマーカーについては呉竹が特許を平成16年に取得しているから、KAWAGUCHI「NUNODECO ペンドット」は呉竹からOEM供給を受けているのだろう。
2019年7月 9日 (火)
ISOT2019 A Fountain Place of Wisdom「H PRELL」
韓国の筆記具メーカーのA Fountain Place of Wisdomでは、蛍光色のゲル芯の入った多軸ボールペン「H PRELL」に興味を持った。
蛍光色の単色のゲルボールペンはあるけれど、市販されている蛍光色の入った多軸のものは無いような気がする。
国産でも、簡単に作れるのに無いということは、ニーズが無いということなのだろう。
油性ボールペンのリフィルにゲルインクを入れると消耗が速いので、実用的ではないかもしれない。
2019年7月 8日 (月)
雑貨EXPO2019 プリントアート「シークレット加工」
偏光板や万華鏡のアート作品を制作しているデザイン会社の有限会社プリントアートでは、パソコンの画面を自分にしか見えないシークレット画面にする加工サービスを紹介していた。
パソコンの液晶画面は、偏光シートを使うことで見えるようになっているのだけれど、偏光シートを外してしまうと画面が白くなって何も表示されなくなる。
偏光メガネをかけると、液晶画面が普通に見えるようになる。
この方法を使うと、セキュリティが必要な画面を他人が見ることができなくなる。
「シークレット加工」というのは、液晶画面から偏光シートを取り除く加工のことで、専用メガネが用意されている。
ISOT2019 株式会社ピージーデザイン「Kuramae Concrete ペン」
デザイン雑貨等の企画・開発の株式会社ピージーデザインではコンクリートで作ったスタンド付きペン「Kuramae Concrete ペン」を紹介していた。
「Kuramae Concrete ペン」はKuramae Concrete(蔵前コンクリート)ブランドのコンクリート製デザイン雑貨のひとつになる。油性ボールペンとスタンドのセットになっていて、今回の日本文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞している。
使われているコンクリートは、粗骨材を使わないので滑らかな仕上がりの素材になっている。見た目には気泡もなく均質な感じがした。ペンを成形するモールドが良くできているのだろう。
ステッドラーにも「コンクリート」というボールペンがあるが、ちょっと素材感が違う印象だった。
ISOT2019 伊葉「PETボトルに付けるルーペ」
斜めに傾けて使う「伊葉ノート」や「ワイパーノート」といったアイデアノートを製造販売している「伊葉」では、参考出品で「PETボトルに付けるルーペ」と「根付型ルーペ」を紹介していた。
「PETボトルに付けるルーペ」は、ルーペ持ち歩いて、行った先にあるPETボトルを固定台に使うというものだ。
PETボトルにつけることで新聞などの読みたいものからの距離が一定にできて、紙の上を滑らせて読むことができる。
まだ試作の段階で、本体とレンズの取付方法や位置など解消すべきところがあるようで、どのように完成するのか楽しみにしておこう。
ISOT2019 ライフサーブ「フレームハンガー」
ボードラックのメーカーの有限会社ライフサーブでは石膏ボードの壁にステープラーで簡単に取り付けられる「フレームハンガー」を紹介していた。
「フレームハンガー」は四角い穴の空いた金属製の板を薄いポリカーボネートのシートを組み合わせたものだ。
これをステンレスの10号針のステープラーで石膏ボードの壁に止めることで、サイズがSMLの3種類あり、3kgから24kgまでの耐荷重のものを吊り下げられるフックができるというものだ。
ステープラーの10号針を使っているので、取り外した時に壁に目立つ傷が残らないという特徴もある。
2019年7月 7日 (日)
ISOT2019 小林「自着テープ」
洋紙、板紙、加工紙の卸、加工販売の株式会社小林では「自着テープ」を紹介していた。
自着テープは、テープの接着剤塗工面同士を重ねて加圧すると、その部分だけが接着し、それ以外の部分はどんな生活物質にも接着しない不思議なテープということだ。
自着テープは40年くらい前から野菜結束用テープとして使われており、食品用ビニール包材、医療資材、産業関連資材の結束用やスポーツ用のテーピング用のテープなどに広く使われている新しいものではない。オフィス関連としては圧着はがき用紙などに使われている。
ISOT2019 Schneider「万年筆 レイ」
ドイツの筆記具メーカーSchneiderの代理店のジイテックス株式会社ではSchneiderの万年筆「Ray(レイ)」の新色を紹介していた。「Ray(レイ)」にはローラーボールペンもある。
「Ray(レイ)」は従来ブルーとライトグレーの2色だったものが、ピンクとブラックが加わり4色展開となった。日本ではあまり見ないが左書き用もある。
ペン先はステンレスの細字(F)で日本向けになっているようだ。
このペンはステンレスペンにしては不思議と柔らかな書き味になっている。
ISOT2019 天野製作所「ソーティング・ノート」
印鑑・印鑑ケースのメーカーの天野製作所では、書き込んだ情報を整理できる「ソーティング・ノート」を紹介していた。
「ソーティング・ノート」は、ノートとファイルがセットになっていて、ノートは一見すると上綴じのA5のリングノートだ。
そのノートは、中のページにルーズリーフ用の穴が空いていて、リングの部分から切り取れるようになっている。
ノートにいろいろな情報を記入し終わったページは、切り取って、タイトルを付けて専用のファイルノートに分類してとじて後から参照できることになる。
ルーズリーフなので、ページの差し替えができるので、情報の分類変更などが簡単にできるということになる。
ISOT2019 トキワメディアサービス「Pionero」
印刷・製本のトキワメディアサービスでは機能性ノート「Pionero」を紹介していた。
「Pionero」は、システム手帳やルーズリーフ用の複数の種類のリフィルを一冊に綴じたノートで、必要なリフィルのページをどこからでも綺麗に取り外すことができて、取り外さなかった部分はバラバラにならない特殊な製本技術を使っている。
リフィルをばらばらで持ち歩く必要がないという利点があるし、ノートの状態で書き込んでおき、後でバインダーに整理することもできる。
商品としては、いかにオリジナルのリフィルの組み合わせを作り出すかということで、つくり手の力量次第になるだろう。
ISOT2019 Ratta「Supernote」
Ratta(上海雷塔智能科技有限公司)では、ペンタブレットの「スーパーノート(Supernote)」を紹介していて、多くの人が集まっていた。
「Supernote」はモノクロの電子ペーパーに文字や絵を書き込んで保存・利用するペンタブレットになる。電子ペーパーはElinkの製品を使っているようで、タブレットとペンはWacomの製品を活用している。
既存のホワイト電子ペーパーを使ったペンタブレットの書き味など機能を改良した製品のようだ。
手書き文字のデジタル化については確認するのを忘れたが、これがあると便利さは増すだろう。
説明を聞いて、実物を触って見た感じでは、ソニーのデジタルペーパーDPT-CP1の機能を大幅に改良したもののようだ。価格的にもそれほど大きく違わないのではないだろうか。
2019年7月 6日 (土)
ISOT2019 スガイワールド「アニマルハグ」
遊び心を込めた文房具を企画製造しているSUGAI WORLD(スガイワールド)では、ファイバー紙を使ったクリップやイヤホンバーディーなどを展示していて、新製品としてマスキングテープカッターの「アニマルハグ」を紹介していた。
「アニマルハグ」は、ファイバー紙を使った猫、熊、猿がマスキングテープを抱え込むようになるテープカッターで、動物のお尻の部分にあるカッターでマスキングテープを切ることができる。
動物の脚と腕の先に切り込みを入れて、それぞれ差し込むことでテープを押さえるというところもよく考えられている。
ISOT2019 日本ナインスター株式会社「ハンディプリンター」
プリンター互換インクやトナーの製造販売している中国の珠海ナインスターイメージテクノロジー社の海外グループ会社の日本ナインスター株式会社では、手持ちのインクジェットプリンターの「ハンディプリンター」が参考出品されていた。
「ハンディプリンター」は、一行印刷のインクジェットプリンターで、ハンドルを持って、スイッチを入れ、印刷対象の上を滑らせることで、接地面のローラーと連動して印刷することができる。
インクカートリッジを入れ替えるこで、黒だけでなく単色のカラー印刷ができる。
2019年7月 5日 (金)
ISOT2019 カシオ「ラベルライター」
電卓や電子文具などのメーカーのカシオでは、ネームランドのスマホ専用モデル「NAME LAND i-ma KL-SP10」とラベルライター「Lateco EC-K10」の二種を紹介していた。
ネームランドのスマホ専用モデル「NAME LAND i-ma KL-SP10」は、スマホとBluetoothで接続して、専用アプリで印刷できるネームランドで、今年の日本文具大賞機能部門の優秀賞に選ばれている。
オープン価格だけれど、市販価格は5,000円程度と比較的低価格のモデルのようだ。
ネームランドのテープカートリッジが使えて、スマホのOSはAndroidとiOSのどちらでも使えるということで、ネームランドをユーザーにとってはテープの資産を活用できるのがいいと思う。
ISOT2019 エヌティー株式会社「プレミアムGシリーズ」と「黒替刃」
日本で初めてカッターナイフを発売したエヌティー株式会社は、新製品としてしプレミアムGシリーズ」と「黒替刃」を紹介していた。
カッターナイフはもうあらゆる場所での定番となるほど成熟しているし、特許の期限が切れてしまったので、100円ショップの定番商品になっている。今回のISOTでも中国のメーカーがカッターナイフを出展していた。
NTカッターといっても特別ではない。きたきつねとしては、オルファの万能M厚型を愛用しているけれど、NTから類似した刃幅の中型H刃が出ていたのを知らなかったので興味を持って見せてもらった。
2019年7月 4日 (木)
ISOT2019 コスモテック「Wemo」
二年前のISOT2017に新製品として紹介された手に巻き付けるメモ「ウエモ(Wemo)」は機能的に非常に面白いということでこのブログで速報している。
Wemoを手首に巻き付けて、油性ボールペンでメモを書き込み、不要になれば消しゴムで消せるという特性がメディアなどに取り上げられ相当売れたようだ。
昨年、2018年の日本文具大賞機能部門優秀賞やグッドデザイン賞などに選ばれている。
今回はシート状の二種類のサイズのパッドタイプとスマホケースタイプを紹介していた。
パッドタイプは、W54mm✕H85.6mmのSサイズとW90mm✕H68mmのMサイズで、Sサイズはスマホ、Mサイズはノートパソコンやタブレットに貼って使うことを想定しているようだ。
2019年7月 3日 (水)
ISOT2019 マグエバー「マグサンド」
永久磁石の専門商社で磁石製品の製造メーカーでもあるマグエバーは、新しいコンセプトのマグネットフック「マグサンド(MAG SAND)」を紹介していた。
「マグサンド(MAG SAND)」は磁石を二つ使って窓ガラスにフックを付けるという優秀なアイデアの商品で、今年の日本文具大賞の機能部門で優秀賞を受賞している。
ガラスにフックをつけようと思うと、両面テープを使うというのが常識だろうけれど、簡単に取り外しができないけれど、磁石を使えば簡単につけ外しや移動ができる。
強力なネオジム磁石をシリコンゴムで被覆することで、見た目も良く、ガラスへの密着性を高め、ずれにくくなっていて、厚さ5mmのガラスに貼って約500グラムのものが吊り下げられる。
2019年7月 2日 (火)
ISOT2019 エポックケミカル「フローティングハイライター」
エポックケミカルはプラスチック射出成形でプラスチックのマーカー、ボールペンなどを作っていて、、今回新製品として「フローティングハイライター」を紹介していた。
「フローティングハイライター」は、直液式の蛍光マーカーで、透明軸の中にスヌーピーのシルエットのフィギュアが浮いてい見えるというものだ。インクの色毎にスヌーピーの形が違っている。
描くとき筆立てに立てているときも描いているときにも異なったシルエットのフィギュアが見えるようになっている。
これまでなかったオリジナルなギミックのマーカーで、中に入れるフィギュアを変えることで色々なバリエーションが考えられるだろ。
シルエットだけでなく、シリコンコーティングすれば3Dのフィギュアも入れられるだろう。
ターゲットの女子学生・生徒は、筆入れに大量に筆記具を入れていて、最近細い筆記具が人気のようだ。「フローティングハイライター」
太さが、ギミックの面白さのトレードオフになってどちらかを選ぶのか興味あるところだ。
ISOT2019 KAWAGUCHI「NUNODECO ペンドット」
手芸用品やステーショナリー雑貨のメーカーKAWAGUCHIは布を装飾するためのNUNO DECOブランドのテープやマーカーを作っていて新製品として布に描けるドットペン「NUNODECO ペンドット」を紹介していていた。
「ペンドット」は、ツインのマーカーペンで一方の先端が球状になった太書き、反対側が細書の布書きマーカーだ。
球状になったマーカー部分は立てて押すと点が描け、太書きのマーカーとしても使えるようになっている。インクは乾燥すると洗濯できるということだ。
素材がポリエステルのスポンジ状なので、強く押すと大きなドット、軽く押すと小さなドットを描くことができる。
布描きだけでなく、紙にも使えるのでスケジュール帳やノートなどをデコレーションするのにも使える。
ISOT2019 北星鉛筆「スライド式ケース付き色鉛筆」
鉛筆メーカーの北星鉛筆では、従来の製品に加えて新製品の「日本式鉛筆削り 634」と参考出品で箱型ケースに入った「色鉛筆」を紹介していた。
「日本式鉛筆削り 634」については1月の春の文紙フェアでレビューしているので「色鉛筆」に注目してみたい。
筒状のケースに入った色鉛筆はあるけれど、一般的に色鉛筆は平らな缶ペンケースか紙ケースが使われているけれど。新しい色鉛筆は箱型のケースに入っていて一見普通に見える。
この箱型ケースのひとつの特徴は、ケースを開けてジョイントすることができ、筆立てになることだ。塗り絵などの場合、使う色が決まってくるので、空いた方の箱に使った色鉛筆をいれておけば、次に使う時に簡単に探せるし、机の上でごろごろすることがない。
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