ISOT2019 天野製作所「ソーティング・ノート」
印鑑・印鑑ケースのメーカーの天野製作所では、書き込んだ情報を整理できる「ソーティング・ノート」を紹介していた。
「ソーティング・ノート」は、ノートとファイルがセットになっていて、ノートは一見すると上綴じのA5のリングノートだ。
そのノートは、中のページにルーズリーフ用の穴が空いていて、リングの部分から切り取れるようになっている。
ノートにいろいろな情報を記入し終わったページは、切り取って、タイトルを付けて専用のファイルノートに分類してとじて後から参照できることになる。
ルーズリーフなので、ページの差し替えができるので、情報の分類変更などが簡単にできるということになる。
このシステムを理解してもらい、普及させるにはそうとう努力が必要になるだろう。
実は、この情報管理システムは京大カード全盛期に、B6サイズだけれど同じようなコンセプトの製品がでていた。
それはB6サイズで短辺にルーズリーフ用の13穴の穴をあけたカードが出ていて、B5のフォールダーに綴じて分類・整理する人もいた。
ルーズリーフのリフィルを半分に切ったり、ルーズリーフの穴は、カールのゲージパンチで簡単に空けられるので、カードを自作する人もいた。
大学生協ではB5のルーズリーフノートを三分割したカードシステムを発売していたこともある。これについては「知的生産の技術ブームの落とし子:B5三分割カード」、「知的生産の技術の落とし物:B5-3分割カード」に思い出を書いてある。
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