google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 ISOT2019 PING JU「水性粉筆(水溶性チョーク)」: きたきつねの文房具日記

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2019年7月11日 (木)

ISOT2019 PING JU「水性粉筆(水溶性チョーク)」

Isot2019_pin_ju_chalk_1

台湾のチョーク・メーカーの品聚貿易有限公司(PING JU)ではホワイトボード用のチョーク「水性粉筆」を紹介していた。ちょっと面白そうなのでサンプルを貰ってきた。

このチョークは、染料、二酸化チタンと植物油を水で練って成形したもので、筆記中に粉がでないという特徴がある。普通のチョークと違い、クレヨンに近く固さがあるので、削って細い字や線を描けるようだ。

成分の安全性は確認されていて、カルシウムを使ったチョークと違い肌が荒れることもないということだ。

ホワイトボードだけでなく、ガラス、プラスチック、鋼板などに書くことができる。一般的な黒板は、表面が平滑ではないので使うことはできないということだった。

ホワイトボードに描いた文字や図などを消すのは、濡らした布などが必要ということになる。

Isot2019_pin_ju_chalk_2

水溶性チョークで実際にホワイトボードに書いて、みたが色が薄く見づらい感じになった。濡れた布で拭いてみたが、一回できれいにならなかった。実際にホワイトボードに使うのは難しいのではないだろうか。

雨にぬれても消えないので、消すことのない、鉄工場や建築現場での鉄材やコンクリートへの文字や記号の書き込みにつかうのに向いていると思う。

どちらにしても製品として日本市場を含め売り込むためには、はまだまだ製品としての完成度は低く、検討が必要な問題点は多いと思う。相当な努力が必要になるだろう。

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