3Dプリンターで文房具
文具王が編集長の文房具の奥深い魅力を伝えるWebマガジン「文具のとびら」は、文房具に関するいろいろな情報が満載なので楽しく見ているが連載の中に文具トークライブユニット「ブング・ジャム」の対談コーナー「月刊ブング・ジャム」があってその中で「Vol.29 これが未来の文房具だ!(その4)」が非常に興味深かった。
文具王が昨年ドイツに行った時の話で、ステッドラーの「LIKE YOU」という3Dプリンターを使って作られた万年筆の話だ。
店舗やネットペン先、軸、キャップ、色、柄とか組み合わせてフルカスタムのオリジナルの万年筆が作ることのできるということだ。
最近の3Dプリンターの低価格化と高性能化は目覚ましいものがあって、素材もプラスチックだけでなく金属の成形もできるようになっているから文房具の世界にも筆記具だけでなく色々なものにカスタム化が始まるかも知れない。
イギリスではすでに3Dプリンターで文房具を商品化する動きがあるようだ。
日本では大手メーカーはこのような動きに取り組まないと思うから、先進的なショップが先陣を切るような気がする。
日本で文房具のカスタマイズを3Dプリンターを応用するとすれば、やはり筆記具が一番とっかかりやすいだろう、万年筆はだと普及が難しいと思うので、ボールペンかシャープペンシルが取り組みやすいのかもしれない。
文房具関連で言えばタイムレコーダーや紙折り機のメーカーのニッポー株式会社 が小型の3Dプリンターを発売していて、 文房具カスタマイズ製造アプリを作らないだろか。
専用ソフトとの組み合わせについては、3Dプリンターメーカーのニンジャボットが、クッキー型作成専用ソフトを付属した小型の3Dプリンター「ニンジャボット・クッキー」を作っているから可能性はあるだろう。
万年筆はハードルが高いので、ボールペンやシャープペンシルが取り組みやすいかも知れない。
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