google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 DAISOのコンパスカッターの針の長さを可変にできるように改造: きたきつねの文房具日記

« コクヨのぺんてるに対する敵対的TOB | トップページ | コンパスカッターで紙に穴を開けずに切り抜く »

2019年11月27日 (水)

DAISOのコンパスカッターの針の長さを可変にできるように改造

Circle_cutter_c_1

ダイソーのコンパスカッターは紙を丸く切り抜くのに便利な道具で、ロングセラーの商品だろう。

ただコンパスカッターは針の長さは固定されていて、紙の切る厚さをコントロールできない。

針の長さを変えることができると、ラベル紙の表面の紙だけを一枚切りすることができたり、少し厚めの紙を切ることができるようになる。

NTの「薄物円切りカッター C-1500P」のように市販品もあるけれど、1,000円以上するから、文房具アクティビストとしては110円のコンパスカッターを改造して目的のものを作らなければいけないだろう。

最初にコンパスカッターの固定されている針を取り外す。

Circle_cutter_c_10

ライターで針を加熱して、ラジオペンチで引き抜く。このとき加熱しすぎるとプラスチックの部分が溶けてしまうので注意が必要だ。

Circle_cutter_c_5

針を動かすことができるように、プラスチックにルーターで針の太さに合わせて溝を掘り、針を固定するパーツを通す穴を開ける。

針が1.5mmなので、溝は幅2mmで、針を固定するパーツの穴は直径3mmにしてみた。

Circle_cutter_c_4

針を固定するために、M3のネジを切断して、ヤスリとドリルで針を通す穴が開いたパーツを作った。ネジを止めるナットは道具箱に入っていた留め具を使うことにした。

Circle_cutter_c_3

針と止め金具を組み合わせて完成。これでネジを緩めると針の長さをかえることができて、ネジを締めると針を固定できるようになった。

Circle_cutter_c_2

コンパスの針は少し斜めになっているけれど、実用上は問題ないので、試作ということで許してもらおう。

Circle_cutter_c_6

針の長さを調整してラベル紙の一枚切りを試して見た。結果は満足できるものだった。針の長さは、紙を置く台の材質で調節が必要で、柔らかければ長めに、硬ければ短めに調節することになる。

台が硬いほうが針穴は小さくなるだろう。

次は、針穴のない円切りに挑戦することにしよう。

|

« コクヨのぺんてるに対する敵対的TOB | トップページ | コンパスカッターで紙に穴を開けずに切り抜く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コクヨのぺんてるに対する敵対的TOB | トップページ | コンパスカッターで紙に穴を開けずに切り抜く »