テープを自由な幅に切る
市販のテープは15mm、18mmと決まった幅のものなので、それ以外の幅のテープが必要な時には、カッターナイフやハサミなどで切ることになる。
マスキングテープなどの貼り剥がしの可能なテープなら台紙に貼って、定規とカッターナイフで切ることができるが、長さは限られることになる。
セロテープやメンディングテープなどの粘着力の強いテープの場合には、台紙に貼って切るようなことは難しい。台紙としてシリコンコーティングしたクッキングペーパーを使うことができるけれど、テープを貼るときに粘着面に指紋やゴミがつくなど汚れる可能性がある。
そこで思いついたのが、大工道具の「筋毛引(すじけびき)」を使う方法だった。「筋毛引」は、T字型の刃のついた道具で、板に自由な幅の平行線を引いたり、薄い板を細く切るための道具になる。
「筋毛引」は、刃の位置を自由に変えることができるので、必要なテープの幅になるように設定して、テープを押し当てて回すことで、テープが切れる。
できるだけテープが直角でかつ「筋毛引」の面に平らに当るようにして回すことが必要になる。
刃の出ているだけの深さまでテープを切ることができる。
透明なテープではわかりにくいので、マスキングテープを幅5mmに切ってみた。
同じテープを幅2mmに切ってみた。
テープを切るときに無理に力を入れたり、平らにテープを押し付けない場合、テープの幅が一定にならないので注意が必要だろう。
筋毛引はホームセンターの大工道具売り場で売っていて、600円から1200円位で売っている。
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