コクヨのぺんてるに対する敵対的TOB
きたきつねのお気に入りの筆記具を作っているメーカーの一つのぺんてるが文具最大手のコクヨから敵対的TOBを受けている話題が気になっている。
2018年に元社長は持ち株37%をコクヨが筆頭株主の投資会社に売り払い間接出資することになり、その後2019年9月にコクヨが間接出資から直接出資に変わり、筆頭株主として資本提携の形になっていた。
ぺんてるは以前からプラスとの業務提携を協議していたことをコクヨは裏切りと取ったようで、11月に入ってからコクヨはぺんてる株を現在の37.8%から50%超まで買い増すことを発表してしまった。ぺんてる株は非上場なのでOBや取引先から直接買い入れることになる。
これに対して、プラス、キングジムなどがホワイトナイトとして名乗りを上げてきていている。
コクヨのTOBは、買い入れ価格3,750円で、期限は12月15日までなので残り3週間で結果がでるのだろう。
この話は2015年5月に大株主の創業家出身の社長を解任した時に想定できたはずなのではないだろうか。
ユーザーにとっては、企業の提携や子会社化などは直接関係ないけれど、お気に入りの文房具が無くなるとこまるだけだ。
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