google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2020年1月

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2020年1月31日 (金)

接着剤の瓶詰め

Bottle_adhesive_1

工作や修理作業には接着剤が必要だけど、一度に使う量はごく僅かなことが多いので、使い切る前にチューブの中で硬化して使えなくことが多い。

特に空気中の水分で硬化する瞬間接着剤は、開封して使用途中で置いておくと直ぐに使えなくなる。

また、セメダインのSUPER XシリーズやボンドのSUシリーズの多用途弾性接着剤も空気中の水分で硬化するので、環境によっては直ぐに使えなくなってしまう。

きたきつねは、瞬間接着座や多用途弾性接着剤を乾燥剤を入れた瓶に保管している。ガラス瓶と金属の蓋が一番水蒸気を通さないし、蓋の裏のプラスチックも外気に当たる面積がごく僅かなので乾燥状態を維持できる。

乾燥剤は、ホームセンターで売っている生石灰を使った家庭用乾燥剤を使っている。シリカゲルでもいいと思う。

こうしておくと、瞬間接着剤でも開封して1年以上経っても使うことができている。

未使用のもので金属チューブのものは大丈夫だけれど、プラスチックパッケージのものは硬化してしまうことがあるので、瓶に入れてある。

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2020年1月30日 (木)

新春文紙フェア2020 クルーズ「CREW'S BOY」

Crews_boy

オフィス用品・店舗関連用品の輸入商社の株式会社 クルーズでは、エアー緩衝材製造機の「CREW'S BOY」と新しいコンセプトの「クルーズクリップ」を紹介していた。

「クルーズ ボーイ(CREW'S BOY)」は、最近KING JIMから発売されたエアクッションメーカー「エアフィット」と類似のもので、違いは電源がAC電源と充電池の両方が使えるようにになっているところだ。

充電式ということで電源のない、屋外やイベント会場などでも作業できるという利点がある。価格も88,000円と「エアフィット」より安い設定にしている。

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2020年1月29日 (水)

三菱鉛筆「uni-ball one」

Uniball_one

三菱鉛筆の新しいラインのゲルボールペン「uni-ball one(ユニボール ワン)」が2月26日発売になると発表された。

「ユニボール ワン」は新開発の濃く、発色の良い新開発のゲルインクを使っているということだ。「ユニボール ワンインク」というらしいけれど、インクはもっといい名前があるのではないか。

きたきつねが注目したのは、軸とクリップのデザインで、ストレートなシンプルな白い軸とオープンワイヤーのクリップが組み合わされている。

特にクリップは、三菱鉛筆の最大の欠点だったけれど、オープンワイヤーのクリップはバインダークリップとしても機能するから便利になった。

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2020年1月28日 (火)

新春文紙フェア2020 タカクラ印刷「Piani」

Takakura_piani_1

シルク印刷の技術で糊・粘着加工が得意な会社の「タカクラ印刷」では、箔押しスタンプ・シールの「Piani」を紹介していた。

「Piani」は夏の文紙フェア2019で紹介していたもので、今回は柄が増え、さらに小さなスケジュール帳に使うことのできるミニサイズの「Piani」を発売するらしい。

従来の「Piani」は、1シートに18個のシールが付いていて、一枚のシールのサイズが13mmだったのが、ミニサイズは45個のシールで、サイズが8mmと小さくなっている。

小さいのはシールの枚数も多く良いと思うのだけれど、小さすぎて扱い難しいような気がする。きたきつねは指で摘めなかった。

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2020年1月27日 (月)

新春文紙フェア2020 VELOS「挟んでフック」

Velos_long_clip_2

クリップやピン、マグネットなどのメーカーのベロスではワイヤーWクリップの応用製品の「挟んでフック」を紹介していた。

ダブルクリップの持ち手の片側をフックに替えたもので、クリップを止められるところであればどこにでもフックが付けられるものだ。

クリップなので付け外しが簡単にできる。

サイズがLとMの二種類あって、耐荷重がそれぞれ2kgと1kg。

面白い商品だけれど、パッケージだけで使い方を訴求できないのではないか。

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2020年1月26日 (日)

新春文紙フェア2020 共栄プラスチック「たけものさし」

Orions_b_scale

名札、定規、下敷き、アクリルケースなどのプラスチック製品を製造している共栄プラスチックでは国産の厳選した真竹と孟宗竹を使った「たけものさし」を紹介していた。

たけものさし」目盛りはレーザーの焼入れした10cmと15cmの竹の物差しで価格がそれぞれ880円、1100円となっている。

竹の物差しは、温度による目盛りの狂いが少ないし、手触りも柔らかいけれど、いくら国産の竹を使っているといっても価格が高すぎるような気がした。

製造原価から定価を決めることによる市場のニーズとのミスマッチはよくあることで、売れなければ意味がないだろう。

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2020年1月25日 (土)

新春文紙フェア2020 ヒサゴ「ラミPOP」

Hisago_lamination

ヒサゴでは、ラミネートしたPOPが簡単に作成できる「ラミPOP」を紹介していた。

ヒサゴは2017年にラミネート関連製品のメーカーのフジプラの製品事業を継承したので、ラミネート関連商品も扱うようになったようだ。

「ラミPOP」は、ハートや矢印などの専用用紙と型抜きしたラミネートフィルムをセットにしたPOP作成キットだ。

キットは、丸、ギザギザ、吹き出し、ハート、矢印、ホームベース、名刺カードなど7種類あって、Web上でテンプレートも提供されている。

これまでのようにハサミやカッターでラミネートしたものを切り出す必要がない分省力になるのだろうけれど、どれだけ市場があるか気になるところだ。

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2020年1月24日 (金)

新春文紙フェア2020 3M「Post-it! 全面粘着ロール」

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3Mでは、新製品の「Post-it! 全面粘着ロール」を紹介していた。

「Post-it! 全面粘着ロール」は、強粘着ではないけれど、粘着剤の強度を調整していて曲面にも貼れということだ。

先行商品としてヤマトの「メモックロールテープ」のシリーズがあるので、後発商品になる。

3Mは、ポスト・イットを1980年に日本国内で3インチ角と3インチ×5インチのノートを発売した時のことを思い出した。

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2020年1月23日 (木)

新春文紙フェア2020 マグエックス

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プラスチックマグネットの専門メーカーのマグエックスでは、「マグネットラベル(ロールタイプ)」、「パワーマグネットテープ15・30」、「ぴたえもん ホワイトボードキット」を紹介していた。

「マグネットラベル(ロールタイプ)」は、テプラのようなラベルライターで印刷したラベルを貼ったり、油性マーカーで手書きして使えるマグネットラベルになる。

これまで、決まった大きさのマグネットラベルやマグネットシートを切って使っていたけれど、ロール状なので自由な長さで切って使うことができる。

ラベルの幅が15mm、18mm、24mm、36mmと、ラベルライターのテープ幅に合わせているので便利かもしれない。

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2020年1月18日 (土)

新春文紙フェア2020 プラチナ万年筆「CURIDAS」

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プラチナ万年筆は新製品のノック式万年筆の「キュリダス(CURIDAS)」を紹介していた。発売予定日は2020年2月28日で定価は7,700円ということだ。

ノック式万年筆といえばパイロットの「キャップレス」だったので、プラチナ万年筆としては初めてのノック式になる。発売前なので写真の撮影はできなかったので、プレス資料を拝借した。

ノック式の万年筆では一番問題となるペン先収納時のドライアップを、収納空間を極力狭く、気密性を高めることのできるシールの素材を採用しているとうことだ。

調べてみると発売前だけれど神戸のナガサワ文具センターに「キュリダス」の詳細な紹介記事があるので、そちらを参照して欲しい。

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2020年1月17日 (金)

新春文紙フェア2020 寺西科学工業「Magic Knock」

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寺西科学工業では、ノック式油性マーカーの「マジックノック(Magic Knock)」を紹介していた。

ノック式油性マーカーは既存の製品もあって特に目新しいものではないけれど、油性マーカーのマジックブランドの製品のラインナップに是非ということなのだろう。

アルコール系のインクを使っていて、カートリッジが二本入というところが売りといえるくらいかなと思う。

最近、シャッター機構のない水性マーカーがゼブラから発売されているけれど、油性の場合はドライアップが避けられないのでシャッタ機構が必須だろう。

シャッター機構の付いたノック式マーカーは、100円ライターやチャッカマンを製造している株式会社東海が1989年に発売したノック式サインペン、ラインマーカー「ベスタオスト」が世界初の製品だった。

その後、特許が切れてノック式マーカーやラインマーカー(蛍光ペン)が発売され、更にシャッター機構の改良も進められてきている。

 

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2020年1月16日 (木)

新春文紙フェア2020 アスカ「Asmix デッサンメート」

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アスカでは新製品としてデッサン向け鉛筆削りの「Asmix デッサンメート」を紹介していた。

色はマットブラックで形も落ち着いたデザインとなっている。

「Asmix デッサンメート」はデッサン用に芯を長く削ることができる専用鉛筆削りで、芯先の長さは最大19mmと非常に長く、太さは0.9mmから1.6mmまで7段階に削ることができる。

無駄削り防止機構も付いていて鉛筆を無駄にすることがないということだ。

デッサンでは芯を長く削ることが必要で、普通はナイフで削るのだけれど、安定した長さと太さに削るのは時間がかかる。

それが鉛筆削りで簡単に、素早く削ることができれば、デッサンに集中できるということだろう。

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2020年1月15日 (水)

新春文紙フェア2020 北星鉛筆「大人の色鉛筆 13」

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北星鉛筆では、企画中と聞いていた大人の鉛筆シリーズの創業70年を記念して開発した「大人の色鉛筆 13」を紹介していた。

2mm芯のシャープペンシルの大人の鉛筆の色鉛筆版で、重ね塗りができる柔らかい芯を採用した12色に白を加えた13色の色鉛筆シャープペンシルになっている。

定価が7,777円ということで、大人の鉛筆が一本748円なのでお得になっている。

「大人の色鉛筆 13」は今回のフェアで文紙フェア大賞金賞を受賞している。

同時に、替芯と専用芯削り器も発売される。

専用芯削り器は、「日本式鉛筆削り634」に取り付けることができるようになっているということだ。

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2020年1月14日 (火)

新春文紙フェア2020

1月8、9日浅草橋・共和フォーラムで開催されたステーショナリー情報委員会主催の文具メーカー共同見本市「夏の文紙フェア2019」に行ってきた。

テーマは、オリンピックを契機に世界に日本の文房具をアピールしようということで「Something New! 新しさの創造 世界に届け! NIPP〇Nの文具」ということで力が入っていた。

今回は55社が参加していて、コンパクトだけれど各社ポイントを絞った商品を展示していた。今回も各社のアイデアのある製品を見ることができた。

来場者の投票で、文紙フェア大賞を決めていて、金賞を受賞したのは北星鉛筆の「大人の色鉛筆 13」だった。銀賞は、スリーエムジャパン「ポスト・イット エクスリームノート」とマグエックスの「ぴたえもん ホワイトボードキット(A4)」、銅賞はデビカの「鉛筆削り ツーバイツー」とアスカの「デッザン向け鉛筆削り デッサンメイト」だった。

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2020年1月13日 (月)

100円ショップの文房具

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100円ショップの文房具売場では、中国や東南アジア製の製品だけでなく国産の主要メーカーの製品が見られるようになってきた。

以前は、国内のメーカーといえば、プラチナとセーラーか、スポット的に他メーカーの在庫処分品だったのが、ここ数年一気に増えて来ているようだ。

100円ショップ向けに内容量を減らした専用品や、コラボブランドの商品なども出てきている。

特に筆記具は、パイロットを除いてトップメーカーの製品が並んでいる。

以前もこのブログで買いたけれど、最大手のダイソーは国内3,367店舗、海外2,175店舗と巨大な売り場を持っていて、国内のダイソーに限っても1店舗で100個売れると全体では34万個近くなる。1,000個だと340万個と取扱量は膨大になる。

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2020年1月 8日 (水)

ZEBRA:KnockSign

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昨年の買い物の続き。

ゼブラの新製品の「ノックサイン(KnockSign)」ドライアップしない水性カラーマーカーの「クリッカート(CLiCKART)」と同じインクを応用した水性マーカーだ。

クリッカートはアート系、ノックサインは実用系のラインとなっているようで外観のデザインを変えている。

ノックサインにはクリップが付いている。

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2020年1月 4日 (土)

三菱鉛筆のポイントチップとパイロットのシナジーチップ

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三菱鉛筆のポイントチップとパイロットのシナジーチップを比較できる写真を撮影してみた。

ポイントチップのボール径が0.28mmで、手元にあったのがシナジーチップは0.4mmなので同じ条件ではないけれど、チップを見るとポイントチップのほうが技術的に難しいことがわかる。

シナジーチップは、従来からのパイプチップの発展形で、パイプを細く絞り込んで、ボールを固定するのに外側からパイプを凹ませている。

ポイントチップは、コーンチップとニードルチップの発展形で、チップを削って整形しているようで、ボールの固定も従来と同じなのだろう。

シナジーチップは、構造上油性インクに対応できないから、パイロットでは0.5mm未満の径の油性ボールペンが出せていないのではないだろうか。

ポイントチップは、油性だけでなくゲルインクにも対応可能だろう。

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