三菱鉛筆のポイントチップとパイロットのシナジーチップ
三菱鉛筆のポイントチップとパイロットのシナジーチップを比較できる写真を撮影してみた。
ポイントチップのボール径が0.28mmで、手元にあったのがシナジーチップは0.4mmなので同じ条件ではないけれど、チップを見るとポイントチップのほうが技術的に難しいことがわかる。
シナジーチップは、従来からのパイプチップの発展形で、パイプを細く絞り込んで、ボールを固定するのに外側からパイプを凹ませている。
ポイントチップは、コーンチップとニードルチップの発展形で、チップを削って整形しているようで、ボールの固定も従来と同じなのだろう。
シナジーチップは、構造上油性インクに対応できないから、パイロットでは0.5mm未満の径の油性ボールペンが出せていないのではないだろうか。
ポイントチップは、油性だけでなくゲルインクにも対応可能だろう。
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