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学生のころ建築現場でアルバイトしていたときに、大工さんたちが現場で図面を実寸で位置出しするのを手伝ったのだけれど、その時に建物の角の直角を測る方法を見てびっくりした。
L字型の曲尺(指矩)を使って直角を測るのかと思ったけれど、幅10cmほどの長い板を3枚持ってきて、直角三角形を作ってしまった。
3枚の板にそれぞれに寸法を測って印を付けてその位置で板を三角形に組んで釘を打って止めて作ると直角三角形になるというのだ。これを三四五とか大矩(おおかね)といって、現場では当たり前の技術ということだった。
三四五は、三平方の定理(ピタゴラスの定理)を使ったものだけれど、大工さんは大昔から使っているらしいというよりも、測量や土木現場では普通に使われてきている。
3×3+4×4=5×5
この方法の優れているところは、定規がなくても一定の長さの基準があればいいのと単純なところで、板でも紐でも手近にあるもので直角が作ることができる。
会議室やオフィスで位置を決めたりするのにも応用できるだろう。
2020年2月24日 (月) その他, 工具類 | 固定リンク Tweet
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