プラチナ万年筆:プレジールとプレピー
プラチナ万年筆の廉価版万年筆のプレジール(PLAISIR)とプレピー(prepy)はキャップと胴軸の外観以外は同じものというのを知らない人がいるようだ。
200円万年筆としてプレピー万年筆が売れていたので、同じ首軸を利用して単価を上げるために1,000円万年筆のプレジー万年筆が作られたようだ。
プレピーは、インクの乾燥を防ぐことができる完全気密キャップ「スリップシール機構」を持つことでいつでも直ぐに書き出せるという特徴もあって、ペン先の字幅を0.5mmの中字(M)から0.3mmの細字(F)、0.2mmの極細(EF)、全体を透明にしたクリスタルを展開し、単価を300円、400円と上げてきた。
プレジールは、字幅を0.3mmのまま、軸の色のバリエーションを増やしてきている。
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コメント
narkejpさん
初期はプレピーのキャップが簡単に割れたりしてました。最近は大丈夫みたいです。
プレジールの写真で分かるように、初期のものは首軸が黄色く変色しています。
スリップシールは本当に良くできています。
投稿: きたきつね | 2020年2月17日 (月) 10時08分
Preppy は軸の素材のせいか、ひび割れてくることがありますので、書き慣れた首軸をプレジールと交換して使っています。オレンジ色の細字と紺色の中字と、二本をコンバータで使っていますが、放置しても乾くことがなく、なかなか便利です。ただ、アルミ素材の胴軸のネジがゆるみやすい傾向があるかな。
投稿: narkejp | 2020年2月17日 (月) 08時13分