KURETAKE:からっぽペン ほそ芯
クレタケの新製品「からっぽペン ほそ芯」をようやく購入できた。新型コロナ感染症対策で県間移動が制限されていたので、東京だったら直ぐに買えたはずだろう。
この「からっぽペン ほそ芯」は昨年のISOT2019で紹介されていたワークショップ向けの手作りマーカーのペンチップを細書用に変え家庭で作ることができるようにしたもののようだ。
5本入り(880円)と1本入(220円)の製品があるが、いくらパッケージコストがかかるからといって空のマーカーとしては随分価格が高い印象だ。
商品は、ペンチップの付いた空の軸、キャップ、中綿のパイプ、尾栓、色表示用のシールがセットになっている。
中綿に好みのインクを吸わせて軸にセットすることで、オリジナルのマーカーができるということになる。使うインクは自社の「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」で作成したインクを使うことを推奨しているけれど、水性染料系のインクならば使えるだろう。
早速、きたきつねの茶色のオリジナルインクを中綿に半分くらい吸わせてみた。意外と早くインクが上がってきた。あまりインクを多くするとペン先からインクが出すぎるだろう。
中綿を軸に差し込んで尾栓をして出来上がり。書いてみたけれど、最初はインクが薄くなるようで、一日二日すると濃くなってきた。
「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」のセットはちょっと高すぎると思う。試しに遊ぶのであれば、100円ショップのインクジェットインクの詰替え用インクでC(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色を使えば低コストで楽しめるだろう。
普通に使っている万年筆のインクにすれは、セーラー万年筆の「SHIKIORI-四季おり-マーカー」と同じように万年筆と同じ色のマーカーを楽しむことができるだろう。
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