google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2021年3月

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2021年3月31日 (水)

Daiso:手作りペンキット

Daiso_handmade_pen_kit_1

ダイソーの「手作りペン」は、既報のように未使用の中綿に好みのインクを吸い込ませて使えるマーカーペンで、太字、細字の2種類の繊維芯がセットになている。

すでに発売されて呉竹から発売されている「からっぽペン」に類似した商品になる。

ただ「からっぽペン」は呉竹のオリジナルアイデアの商品ということでなく、このような製品のアイデアは以前からあって、マニアの間では独自に市販のマーカーのインクを洗い流して他のインクを入れて楽しまれていた。

また、トンボ鉛筆の「蛍コートチャージャー」やコクヨの「蛍光マーカー プリフィクス」のようにインクを補充できるマーカーもすでに発売されている。

未使用のマーカーにインクを詰めるイベントは、エポックケミカルなどが展示会などで実施してきているし、呉竹も「からっぽペン」を当初店頭イベント用に販売する目的で開発したのだけれど、個別商品を求める声が多かったので販売に至ったらしい。

類似した商品に水筆ペンがあってぺんてるの「みず筆」、呉竹の「水筆」などがある。筆ペンの墨液を洗い流して、水を入れて水彩画のぼかしなどに使うようにしたものが特許になっている。現在は特許が切れているので100円ショップでも売られている。

この水筆ペンにインクを好みのインク入れて使っているひとがいて、これもからっぽペンと同じアイデアのものだろう。

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2021年3月30日 (火)

Daiso:インク調合セットと手作りペンキット

Daiso_original_ink_set_1

ダイソーの画材売り場で「インク調合セット」(550円)と「手作りペンキット」(110円)があったので買ってきた。

インク調合セットは水性染料の透明、イエロー、ピンク、ブルー、グレーのインクの5色セットでインクを混ぜ合わせて好みの色のインクを作ることができるキットだ。

手作りペンキットは、好みの色のインクを入れて太字、細字の2種類のマーカーを作ることのできるキットだ。

インク調合セットは呉竹の「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」、手作りペンキットは呉竹の「からっぽペン」の類似商品になる。

2020年7月に呉竹から「からっぽペン」(220円)と「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」(3,300円)が発売された時に、随分値段が高いと思っていて、からっぽペンのほそ芯とほそふで芯をそれぞれ一本だけ買っただけだった。

それが五分の一以下の値段で買えるというのが嬉しい。というか呉竹の価格設定の失敗だと思っている。

インク調合セットで作ったインクが万年筆で使うことは推奨されていない。

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2021年3月21日 (日)

化石発掘研究者の野帳

Fossil_fieldnote

茨城県自然博物館の企画展「化石研究所へようこそ! -古生物学のすすめ-」の中に化石発掘研究者の野帳が展示してあった。

きたきつねはコクヨの測量野帳の愛用者なので、目に入るとすぐ反応してしまう。

きたきつねの文房具日記の中で取り上げた野帳に関する記事の中にも現場で使われている野帳のコレクションがある。。

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2021年3月20日 (土)

ZEBRA:サラサR

Zebra_sarasar_1

出先で立ち寄った文具店に3月下旬発売のゼブラの「サラサR(SARASA R)」があったので買ってきた。

もう机の上がボールペンだらけになってきたので、ボール径0.5mmの黒、青だけにした。

従来のゲルボールペン「サラサ」シリーズにはスタンダードの多色の「サラサ クリップ」、蛍光ペンでも滲まない「サラサ マークオン」、書いた量が目盛りでわかる「サラサ スタディー」など色々なバリエーションの商品を出してきたが、「サラサ R」は濃くあざやかに書けるという特徴を盛り込んでいる。

「サラサ R」は、明らかに三菱鉛筆の「ユニボール ワン(uni ball ONE)」を強く意識していることは間違いない。

軸の色をカラーインクは白、黒のみ黒軸としているところなどは「ユニボール ワン」と同じだ。

ゼブラはゲルボールペンで三菱鉛筆に負けるわけにいかないという意気込みを感じる。逆に「ユニボール ワン」がサラサシリーズを意識した値段設定に近づけたということもできる。

ただゼブラのサラサ110円と同じにできなかったということもいえるだろう。

「サラサ R」は、クリップも含めt形状のデザインはサラサと全く同じで、軸の色を透明から不透明にしたというだけの変更なので、コストを押さえることができている。

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2021年3月18日 (木)

マスキングテープをPETボトルのキャップでマグネットにする

Mt_magnet_1

PETボトルのキャップがマスキングテープの巻き芯のサイズとピッタリなのは知っていたけれど、何か使えないかと思っていた。

ガチャポンの動物フィギュアに磁石を入れてマグネットフィギュアを作っていて、キャップに磁石を付けてマスキングテープをマグネット化できないかと思った。

それで、幾つか作ってみたところ意外と便利だった。

作り方は簡単で、PETボトルのキャップにホットメルトで磁石を固定するだけで、あとは飾り方を工夫してみた。

マスキングテープは色々なメーカーがあって、巻き芯の内径も多種多様なので、PETボトルのキャップが使えるのは、カモ井加工紙のマスキングテープ「mt」シリーズと、「mt」と同じサイズの巻き芯に限られる。

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2021年3月13日 (土)

トンボ鉛筆:モノグラフライト

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トンボ鉛筆から超低粘度油性ボールペン「モノグラフライト(MONO graph Light)」(198円)が発売された。ボール径は0.38 mmと0.5 mmの2種類。

トンボ鉛筆には油性ボールペンの種類は少なく低粘度インクは無かったようだけれど、モノグラフライトは初めての低粘度インク、それも超低粘度インクを出してきた。

実際に書いてみると確かに非常に滑らかで、体感では三菱鉛筆のジェットストリームよりも摩擦抵抗が小さく感じた。既存の低粘度の油性ボールペンというよりも、ゲルインクボールペンに近い滑らかさのようだ。

トンボ鉛筆としては、これまでに無いデザインも取り入れて他社との差別化を図りたいということで、5色の軸色の中にシャープペンシルのモノグラフシリーズに合わせた青白黒のストライプのものを加えている、

全体の重量は9.3 gとジェットストリースタンダードの10.3 g、ブレンの12.6 gと比較して軽めになっている。

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2021年3月12日 (金)

永生金筆廠:WING SUNG 3008万年筆

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きたきつねのB級万年筆コレクションに中国上海の永生金筆廠の「WING SUNG 3008万年筆」が加わった。

永生金筆廠の万年筆は2年前に「WING SUNG 3003万年筆」を買ったのでそれ以来になる。

これもパイロットのスケルトンボディのスクリュー式万年筆「カスタムヘリテイジ92」 とよく似た感じで、模倣しているのかもしれない。

軸は16面体のクリアボディーで後ろにメタリックの青、桃色、金、銀の色付き4色セットになる。クリップなど金属部分が金のものもある。

万年筆のサイズは、 長さ137mm 、軸の直径12.5 mm 、重量23.6 g(インクなし)となっている。

ペン先は鉄ペンで細字のF。EFも存在するようだ。中国は簡体字になったけれど、繁体字も書くのでペン先は細字が多いようだ。

インクは軸がインクタンクなっていて、スクリュー式で吸い込むようになっている。

書き味は人それぞれ好みがあるので、きたきつねには合わないようだ。早書きするとインクが途切れることがある。

一番の問題は、キャップが重いので、キャップを本体の後ろに挿して使うと重心が後ろに行き過ぎて書きづらくなる。

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2021年3月10日 (水)

テーパーゲージ

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きたきつねは筆記具の軸やリフィルのパイプの内径を測る時に使っているのが「テーパーゲージ」(新潟精機)だ。

テーパーゲージにも色々なサイズのものがあるけれど、筆記具では9 mm程度あればいいので、1mmから9mmの内径が測れて、クリップ式のスライドケースの携帯できるものにした。

文房具の寸法は、それほど精度が必要ではないので、外径や厚さはミドリの「CL 厚みを測れる定規」、内径はこの「テーパーゲージ」を使っている。

テーパーゲージには、円錐状のより精度の高いものもあるけれど、価格も高いし、それほど精度が必要ではないだろう。

 

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2021年3月 9日 (火)

Seria:ノック式ボールペン マット調

Seria_mar_9

セリアの文房具コーナーの筆記具の中に三本組の「ノック式ボールペン マット調」があった。

白軸と黒軸の2種類あったけれど、マスキングテープでデコレーションすることも考えて、白軸を買ってきた。

無印良品の「詰め替えるペン」のノック式の本体に非常に似ていたので買ってみた。

無印良品の「詰め替えるペン」はゲルインクのボールペンで、キャップ式とノック式があって、軸本体と替芯を組み合わせてカスタマイズできる。

替芯はJIS S 6061-KなのでパイロットとOHTO以外の国産メーカーの替芯(リフィル)が使える。

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2021年3月 8日 (月)

Seria:ペンタイプ セラミックカッター

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刃がセラミックになった切り抜き用のカッター「ペンタイプ セラミックカッター」をセリアの文房具コーナーで見つけた。

「ペンタイプ セラミックカッター」はキャップ式のボールペンのような形状のセラミックの刃を使ったカッターだ。

「ペンタイプ セラミックカッター」はオートの「セラミックペンカッター」に非常に似ている。オートのセラミックペンカッターに使われているセラミックの刃は京セラの製品で切れ味は良いものだ。

「ペンタイプ セラミックカッター」はセラミックペンカッターのデッドコピーなのだろうか。

刃をセラミックにする利点は、刃が錆びないこと、耐摩耗性が強く切れ味が悪くなりにくいことになる。

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2021年3月 7日 (日)

Seriaでお買い物

Seria_mar_1

散歩がてら近所のセリアを巡回してきた。

週に2、3回行っているのだけれど、知らないうちに新製品が入っていた。その中で面白そうなものと、以前から気になっていたものを6点買ってきた。

買ったものは「ポリスチレン プレート(プラ板)」(B5サイズ、厚さ1mmと0.5mm)、「ペンタイプ セラミックカッター」、「ノック式ボールペン マット調」、「缶バッジキット」、「ミニチュアオブジェ ハニワ」。

「ポリスチレン プレート(プラ板)」は、B5サイズで厚さ1mmは2枚入り、0.5mmは3枚入りとなっている。ポリスチレンは、プラモデルと同じ素材なので、プラモデル用の接着剤で接着できるし、加工も難しくないので工作用に使う予定。

このプラ版は、アクセサリー用に売っているプラ板と違って、加熱しても縮まない。

「ペンタイプ セラミックカッター」は、新聞のスクラップなどの切り抜き用カッターで、刃がセラミックなので、錆びない、切れ味が長持ちするという特徴がある。

「ノック式ボールペン マット調」は、3本セットで無印良品の「ボールペン ノック式 本体」という製品と良く似ているので、中を開けてみたくなった。今回は白を買ったが、黒もあった。

「缶バッジキット」は、まごぎつねに何か作ってあげようと思って。

「ミニチュアオブジェ ハニワ」は、埴輪というキーワードだけで買ってしまった。武人埴輪風もあった。

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2021年3月 5日 (金)

韓国のLETI社の「テープガン」

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ニチバンのテープカッターの新製品「プッシュカット」を紹介したけれど、元々は韓国のLETI社の「テープガン」がオリジナルで、それをニチバンがOEMで「ハンドカッター」として2006年に国内で発売したものだ。

ハンドカッターが2011年に発売終了していて、ドラパスが輸入して販売していた同じ製品の「おもしろカッター」もほぼ同じ時期に市場から消えている。

LETI社が倒産して生産を止めてしまったのではないかときたきつねは想像している。現在、韓国ドメインのHPは消えてしまって見ることができない。

このままだと非常に良くできたLETI社の発明「テープガン」が世の中から消えてしまうので、情報を整理しておきたいと思う。

LETI社は発明ベンチャーで「接着テープ自動引出し兼カッティング装置」を発明していて、台湾(1999)、韓国(1999)、アメリカ(2000)、日本(1999)で特許が登録されている。現在では全ての特許期間が過ぎているので、縛りはなくなっている。

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