Daiso:手作りペンキット
ダイソーの「手作りペン」は、既報のように未使用の中綿に好みのインクを吸い込ませて使えるマーカーペンで、太字、細字の2種類の繊維芯がセットになている。
すでに発売されて呉竹から発売されている「からっぽペン」に類似した商品になる。
ただ「からっぽペン」は呉竹のオリジナルアイデアの商品ということでなく、このような製品のアイデアは以前からあって、マニアの間では独自に市販のマーカーのインクを洗い流して他のインクを入れて楽しまれていた。
また、トンボ鉛筆の「蛍コートチャージャー」やコクヨの「蛍光マーカー プリフィクス」のようにインクを補充できるマーカーもすでに発売されている。
未使用のマーカーにインクを詰めるイベントは、エポックケミカルなどが展示会などで実施してきているし、呉竹も「からっぽペン」を当初店頭イベント用に販売する目的で開発したのだけれど、個別商品を求める声が多かったので販売に至ったらしい。
類似した商品に水筆ペンがあってぺんてるの「みず筆」、呉竹の「水筆」などがある。筆ペンの墨液を洗い流して、水を入れて水彩画のぼかしなどに使うようにしたものが特許になっている。現在は特許が切れているので100円ショップでも売られている。
この水筆ペンにインクを好みのインク入れて使っているひとがいて、これもからっぽペンと同じアイデアのものだろう。
手作りペンのペン先は、太字、細字の2種類の繊維芯で、写真の左が細字、右が太字になっている。からっぽペンのほそ芯はチップがプラチップで手作りペンの細字よりも細くなっている。
手作りペン(写真下)とからっぽペン(写真上)を比較すると、見た目には軸はほぼ同じサイズで、中綿と尾栓の長さが違う程度である。
軸の太さを測ってみると手作りペンは10.6 mm、からっぽペンは10.4 mmと僅かなさになっている。
キャップは手作りペンの方が長く、からっぽペンと違いクリップはなく転がり防止の突起がある。
手作りペンとからっぽペンは使用目的に合わせて使い分ければいいだろう。
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