文房具のSNS
SNSのメンバーが3万人いる文房具関連のグループに参加していて、文房具が好きなひとばかりなので投稿は興味深いものも多い。メンバーは若い人もいるけれど、投稿を見ていると内容から年齢の高いひとが多いのが意外だった。
もちろんメンバーの文房具に関する知識の幅や興味の対象も広いので投稿は多様だけれど、そこはSNSの良いところで、興味のない投稿はスルーすれば問題ない。ただ、よく使われている「沼」という言葉はあまり好きになれない。
投稿を見ていて面白いと思ったことは、新製品の商品情報が予想するよりも伝わっていないこと、さらに随分古くからあって定番化した商品が知られていないこと、文房具好きは使うよりも買うのが好きという人が多いことなどだ。
それもきたきつねのように低コスト志向ではないひとも多いのも興味深い。
ルールで商業利用が禁止されていないグループでは、ユーザーに商品情報を届けるだけでなく、ユーザーのニーズを知る良い場所なので、もっと販売店やメーカーの人が入ってきても良いような気がする。
好みの文房具があってこだわりを持っている人は多いのだけれど、自分にあった文房具を育てるカスタマイズをする人は非常に少ないことが分かった。
買った商品を使いづらくてもそのまま使うひとが大多数のようだ。能動的に情報を得ることをしないひとが多いのだろう。
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