出なくなった修正ペンの再生
筆立てには修正ペンが入っているけれど、Macとプリンターを使うことが多いので修正は簡単にできるので、それほど修正ペンのでる場面はなくなっている。
そうなると長時間放置状態になって、ペン先に修正液の成分の酸化マグネシウムが固まってでなくなる。
家人が修正ペンが出ないと持ってきたので、前に一度やったことのある注射器を使う方法で使えるようにした。
方法としては簡単で、注射器でペン先から空気を送り込んで固まりを押し込んでしまうというものだ。
最初に修正ペンを振ってみて修正液全体が固まっていないことを確かめる。全体が固まってしまった時は捨てるしかないだろう。
中が固まっていないことを確認できたら、ペンをよく振って中の修正液をよく撹拌しておく。
プランジャーを引いて中に空気を入れた注射器の先端にペン先を差し込む。大体ペン先は2mmから2.5mm位なので注射器の先端に差し込める。2.5mm以上のときには内径2mmのシリコンチューブを注射器の先に付けてチューブにペン先を差し込む。
空気をペン先から少し送り込んでからペン先を外して試し書きをして使えれば終了。でなければ出るまで少し空気を入れて試し書きを繰り返す。あまり空気を入れすぎると描く時にインクが吹き出るので、ペン先を上に向けて紙などでペン先のボールを押し込んで空気を抜くことが必要だ。
空気を抜いて使えるようになった。
修正ペンではペンチップと中のボールの隙間が緩いのでこんなことができるのだ。
ボールペンでこんなことをすればペンチップの中に空気が入って使えなくなってしまうから絶対してはいけない。
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