Daiso:インク調合セット
「インク調合セット」は、5種類のインクを組み合わせて好みの色のインクを作り出すための水性染料インクのセットで「手作りペン」と組み合わせて使うことを目的にしているようだ。
「インク調合セット」は既報のようにすでに発売されている呉竹の「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」の類似商品で、価格が六分の一の550円商品になる。
インクを調合するものとしては、万年筆用インクとしてプラチナ万年筆から水性染料インクの「ミクサブルインク」シリーズと「MIXABLE INK万年筆インク調合キット」が販売されている。
こちらは9色のインクが用意されていて、価格も高い設定となっている。
きたきつねもインクジェットプリンター用インクを使ってインクの調合を試していて、他にもインクの調合を楽しんでいるひともいるようだ。
インク調合セットは水性染料の透明、イエロー、ピンク、ブルー、グレーのインクの5色で、透明は色の濃度調整のための薄め液で、他の4色は色の三原色に近いイエロー、ピンク、ブルーと黒に近いグレーとなっている。
インクジェットプリンターで使われているCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の4色と比較してみると、違っている。
インクジェットプリンター用のインクは、微細なインク粒子を紙に吹き付けて、紙への浸透を図るためアルコールや界面活性剤が含まれているようで、ペンで描くと滲んでしまう。裏写りもしてしまうので、極細のペン以外には使えないようだ。
セットの中には、インク調合セットの楽しみ方というリーフレットが入っていて、調合の仕方が分かるようになっている。
ちなみに、呉竹の「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」と同じように「インク調合セット」で作ったインクはマーカーやつけペンに使うということで、万年筆への使用は推奨されていないことに気をつけたい。
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