google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 漫勉neo:安彦良和: きたきつねの文房具日記

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2021年6月15日 (火)

漫勉neo:安彦良和

Manben_neo

6月9日NHKのEテレで放送された漫勉neoは「機動戦士ガンダム」のアニメーターとしても有名な安彦良和さんだった。

安彦良和さんは1947年北海道遠軽町出身で、漫画家、アニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ監督、イラストレーター、小説家と多彩な才能の方のようだ。

浦沢直樹さんと制作場面を見ながら、安彦良和さんの作画の秘密にせままっていた。

仕事場では、机の上にアニメにつかう作業用のライトテーブルを置いてその上で作画している。

ネームを作らずにコマ割り、下描きを鉛筆で描いて、ペンは使わず筆で墨汁で線を描いていた。下描きの人物は顔から、スミ入れの人物は眉毛から書いてゆくのが特徴のようだ。

下描きは当たりを描くことなく難の躊躇もなく、ほとんど完成に近いものが描かれていくのが不思議な感じがする。

頭の中で完成原稿が出来上がっているのだろう。

映像の中から分かった文房具をリストアップしておく。

下描き 三菱鉛筆 Hi Uni B
 コピー用紙のを切ったものを手の下に敷いて描いている。
鉛筆削り 電動(古いもので多分松下)

消しゴム ぺんてる ハイポリマー消しゴム ZEH05(廃番品)

枠線 ミリペン(メーカー不明)

描線 削用筆(中国製) 100円位
 この筆を使うのは腰があって細い線が描けるからということで、筆先が摩耗するので原稿30枚で2、3本使うという。筆なのでベタもそのまま作画中に塗っていた。面相筆は腰がないので使わない。

インク ホルベイン ドローイングインク(生産終了)
 絵皿に入れて使っている

ホワイト 使わないようだ

用紙
 BBケント紙

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