google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 注射器(ディスポシリンジ): きたきつねの文房具日記

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2021年7月 8日 (木)

注射器(ディスポシリンジ)

Syringe_comp_1

注射器(シリンジ)はインクを空のカートリッジ注入したり、万年筆の洗浄、インクの調合、ボールペンチップの空気抜きに使ったり、接着剤を流し込んだりと文房具の一つとして多用途で必要不可欠な道具になる。

ということで注射器について何回かに分けて紹介していきたい。

注射器は、以前はガラスのものがあったけれど、現在では樹脂製の使い捨てのディスポシリンジが主流で、ホームセンターや100円ショップでも簡単に手に入るようになっている。インジェクター(注入器)という名称で売られていることもある。

ディスポシリンジといっても、医療用に使うわけではないので、洗浄して何度でも使える。

ホームセンターでは塗料のコーナー、ヨドバシカメラや東急ハンズなどではクラフト用品コーナーにおいてあることが多い。100円ショップはコスメのコーナーにある。通販でも手に入れられるだろう。手芸店でもハーバリュームオイル注入用として売られていることもある。

シリンジとは違うが、レジンやグルーの注入用に先のついたものもある。

よく使われるシリンジの用量は、1ml、2.5ml、5ml、10ml、20mlで、まれに50mlを使うこともある。

シリンジの先端部の形状にはルアーチップ式とルアーロック式があって、100円ショップのものはルアーロック式が多い。それぞれの特長について解説する。

Syringe_comp_2

ルアーチップ式は、シリンジの先端の凸部がテーパ状となっているもので、注射針をはめ込んで接合する。着脱が簡単なので、注射針を頻繁に付け替えて使用する場合に最適になる。

ルアーロック式は、シリンジ先端部に注射針をねじ込むタイプのもので、しっかりと注射針を接続したいケースに向いている。外れにくく頑丈に接合できるため、強く液を押し込んでも針が抜けないので、インクを分注するときなど安心して作業できる。

Syringe_comp_3
Syringe_comp_4

シリンジに使う注射針は、医療用のものは先端が鋭利で間違って手を刺したりする危険性があるので、先端を研いでいないパイプのものを使うことになる。

医療用の注射針は、一般には買えないことが多いし、医療用のシリンジは針なしで売られていることが多い。

これらは注入針、分注ノズル、インジェクター替針といった名称で売られている。100円ショップのシリンジには針が付属している。

注射針はいろいろな太さがあって、G(ゲージ)で表され、数値が小さいものが太く、数値の大きいものが細くなっている。シリンジに付ける部分は規格が統一されているので、あらゆるシリンジに付けられるようになっている。

ゲージ 内径
18G 1.2mm
20G 0.9mm
21G 0.8mm
22G 0.7mm
23G 0.6mm
25G 0.5mm
27G 0.4mm
30G 0.3mm

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