google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 低粘度油性ボールペンの経時による滲みの発生: きたきつねの文房具日記

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2021年9月 3日 (金)

低粘度油性ボールペンの経時による滲みの発生

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Facebookの文房具のグループで、ほぼ日手帳を使っているひとから三菱鉛筆のジェットストリームで5年前に書いたものが裏に滲んできたという書き込みがあった。

写真もあって、はっきりと裏から見えるほど滲んでいた。書いた時には裏写りもなく普通だったということだ。

探してみると、きたきつねが2010年10月頃にボール径0.5mmの低粘度油性ボールペン4種でマルマンのニーモシネに試し書きしたものがあった。

約11年経過したものを裏から見てみると、確かにジェットストリームで書いたものが裏から読めるくらいに滲んでいた。

裏からスキャンしてみると、スキャンソフトの補正の影響なのか、あまりはっきりしない画像になった。

Bp_test_4

画像処理ソフトでレベル補正してみるとジェットストリームが一番はっきり見えるようになった。文字の周辺が滲んでいることも分かるようになった。

Bp_test_3

ジェットストリームだけということは、含まれる特殊な溶剤の影響で時間とともに染料が紙の中に広がってくるのだろうか。

他のひとはぺんてるのビクーニャもわずかに滲むという情報を寄せていた。

ボールペンで筆記した後にインクが滲むというのはあまり考えたことはなかったので、非常に興味深い。

 

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